昨日紹介したショートカットキーの話の続き。
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昨日のメールへのフィードバックをふたつ紹介します。
ひとつ目は、昨日のメールで引用したコメントをくださった方からのもの。
昨日の投稿をお読みいただくだけでなく、その〝ハイ〟ストローな内容にすっかりハートをつかまれてしまいました。※カタカナ英語は適当です。
今年、〝伝える〟⇒〝伝わる〟を個人テーマにしているのですが、
小川先生の生きた語彙力(聞く&話すetc.)には感動です。
やっぱりExcelを〝情動〟の概念で捉えるほどの方だからでしょうか…。私も頑張ります。
もうひとつは、ウチの看板講座「パソコン仕事5倍塾生」の方からのもの。
小川先生の「つぶやき」とても共感できます。
いずれかの動画の作業をされていてミスを修正される時のつぶやきなどニヤニヤしてしまいます。
5倍塾に出会い、自分の仕事で結果以上のそれまでのプロセスが効率的かどうかを意識するようになりました。
また、授業での生徒に解法を示すときも「ダサい」か、「かっこいい」かを大切にしています。
ただ、今の自分の勉強へのモチベーションがいまいちなのでそれもしっかり観察しないといけないです。観察しています。
ちょうど「こんなこと書きたいな」と思っていたこととリンクしたので、今日のメールは、これらのフィードバックへのお返事ベースで。
昨日の投稿をお読みいただくだけでなく、その〝ハイ〟ストローな内容にすっかりハートをつかまれてしまいました。※カタカナ英語は適当です。
今年、〝伝える〟⇒〝伝わる〟を個人テーマにしているのですが、
「〝ハイ〟ストロー」がよく分からなかったです…。
僕に「伝わって」ないかも (^_^;
「ストロー」は、「ストローク」か何か?
「ストローク」てのは、交流分析という心理学の用語です。平たく言うと、「心を満たすような、ポジティブな関わり」てとこ。
でも、「ハイストローク」とは言わないな…とか、あれこれ考えつつ読みました。
ちなみに、僕は、交流分析学会とゲシュタルト療法学会の会員です。
どっちも好きです。
とはいえ、「何が言いたいのだろう?」というところは、なんとなく分かります。
ありがとうございます。
…で↓。
小川先生の生きた語彙力(聞く&話すetc.)には感動です。
やっぱりExcelを〝情動〟の概念で捉えるほどの方だからでしょうか…。私も頑張ります。
実は、話すにしても、聞くにしても、「理解」よりも「情動」のほうが大切です。
話の聞き方↓…。たぶん、こんな感じかな。
[a] 言語化されたメッセージを「聞く」: 理解する、解釈する
[b] 非言語のメッセージを「感じとる」: 感情・身体レベルのメッセージを感じとる
[a] は、問題ないですよね。
言語化された、情報レベル。言葉になっている。「言った、言わない」論の範疇。
[b] は、非言語的なメッセージを感じ取ります。
このところのメルマガで登場する言葉を使って言い換えると、「情動」です。
言っていることと思っていることが異なることはけっこうあります。
また、その不一致に、言っている本人が気づいているか?というと、本人も気づいていないということも。
たとえば、「お時間あるときにお返事ください。気長にお待ちしております」というメッセージを受け取ったとする。
[a] だけで聞くと、こういう感じ↓。
「ああ、ゆっくり待ってくれてるんだな」
ところが、[b] で「感じて」みると、こんなだったりもします↓。
「いい加減、返事よこせや!」
「お返事くれないなら、一生恨みます」
「お返事くれないなら、死にます」
今のは、極端な例ですけど…。
もっと挙げると、たとえばこんな感じ。
「この人、言葉づかいは丁寧だけど、感情レベルでは、『ギャー!ギャー!』って吠えてるな」とか。
「この人、『私は平気です』て言ってるけど、声のトーンは、『傷ついてます』ていう感じだよな」とか。
「聞いてて、しっくりこないなー」とか。
「それをやっている自分を想像すると、なんか、ワクワクするな/気が滅入るな」とか。
「この人と、もっと一緒にいたいな」とか。
「この人と話をしていると、なんとなく、理由をつけて顔をそむけたくなるな」とか。
「なんか、その話を聞いててゾワゾワするな」とか。
言語化された情報にとらわれているとこういうサインを見逃します。
あと、欲にとらわれているときにも見逃します。
[b] の非言語の感覚は、エクセルを使った仕事に限らず、あらゆるところで大切です。
非言語の感覚が鈍い人は、エクセル得意になっても、大した仕事はできません。
情報だけに反応している人です。「本当は何に困っているのか?」とか、そういうことを察することができない。
「上司から言われたことを、ただやりました」というのは、こういう人。
上司から見ると、かゆいところに手が届く仕事をしてくれない。なので、「便利な計算機」とは思ってもらえるけど、それ以上の評価はしてもらえない。
本人からすると、「言われたことはちゃんとやっているのに、なんで?」という感じ。
いやいや、あなた、上司の不満を感じ取ってないですから! (^^;
あと、なかなか幸せになれない。
非言語感覚が弱い人は、「大企業だから」とか、「高収入だから」とか、そういう記号に目がくらんで、転職試験の面談で企業の担当者が無意識に出しているいろいろなサインを見逃します。
それで、無理やり入社してみたら、自分にとって居心地悪い空間だった。
よくある話です。
人の幸せに直結しているのは、言語化容易なスペックではなく、非言語な情動のほうです。
言語化されたスペックは、人を幸せにしません。
この「非言語なメッセージを感じ取る力」って、人と対面しているときだけでなく、人が書いた文章を読むときにも使えます。
僕は、受講生の方からの問い合わせメールや質問メールを読むときには、たしかに語彙力も総動員してはいるんですが、同時に、というか、それより先に、「非言語なメッセージ」を読んでいます。
あと…。「言語と非言語の不一致」に敏感になると、世に蔓延している「誤解」や「思い込み」にも敏感に気づけます。
たとえば、ちょうど話しの流れで出てきた言葉なので、「転職試験」について。
これ、「試験」でも何でもありませんから。
少なくとも、応募者側にとっては。
「試験」という言葉に振り回されるの、やめましょう。
「試験」という言葉から、無意識に人が「こういうもの」と感じる刷り込みがあります。
「試験」
↓
「受かるように準備するのが正しい」
↓
「受かることが良いことだ。落ちることは良くないことだ」
↓
「受かったら喜ぶべきだ。落ちたらがっかりするべきだ」
どうでしょう?
もしも、転職試験にそういう感覚を持っているなら、要注意。
子供のころから慣らされた「試験」という言葉に、みごとに引きずられています。
試験」という言葉は、まさに、「言語化された記号」です。しかも、採用側の都合でつけられた記号。
応募者を「合格」という欲望に駆り立て、起きている問題に目を向ける余裕を与えないようにさせるためにつけられた記号です。
でも、非言語レベルで感じてみたら、実際に行われていることって、企業と個人とただの「お見合い」です。
たしかに選考過程でペーパーテストみたいなのをつきつけられるかもしれませんが、本当に「試験」なのは、そこだけです。
「イヤなら、こっちは断るよ。そっちも、イヤなら遠慮なく断ってくれ」というのが正しい態度。
なのに、いつの間にか、「試験」という言葉にばかり意識が向いてしまって:
「これは試験だ」
↓
「とにかく、合格するんだ!それが良いことなんだから」
↓
「とにかく、合格することが重要。相手の会社に対して違和感を感じることがあっても、気づかなかったことにする」
↓
「合格した。あのとき感じたけど気づかないようにしていたあの違和感は、もう無視!だって、一度無視したんだから!」
↓
「入社した。しばらくして、あのとき感じていた違和感が自分ごととして眼の前にある…。あー、この会社でも、私は、不幸」
大きな枠としては、こんな構図をくり返してしまいます。
さっきも書いた、この話↓です。
あと、なかなか幸せになれない。
非言語感覚が弱い人は、「大企業だから」とか、「高収入だから」とか、そういう記号に目がくらんで、転職試験の面談で企業の担当者が無意識に出しているいろいろなサインを見逃します。
それで、無理やり入社してみたら、自分にとって居心地悪い空間だった。
転職試験に限らず、人生でくり返す失敗の理由のひとつは、この「言語と非言語の不一致」に気づけない、あるいは、気づいても無視している自分が引き起こすものです。
幸福のカギは、「非言語」の世界にあります。
非言語」のメッセージを感じ取る力を高めたいものです。
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というか、最近この講座購入された方は、「人生のあらゆるシーンに関係がある」と思って、くり返し動画で学んでくださいね。 ガチに世界が変わりますよ。
ps. 「パソコン仕事5倍塾生」の方からのメッセージへのお返事は、次回以降に。 今日の話とリンクします