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早く失敗して 早く考えて 早く修正しろ – Excelマクロ・VBA

2012年3月9日
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エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。

さいきんの僕にヒットした言葉。

「早く失敗して 早く考えて 早く修正しろ」 – 柳井正(ファーストリテイリング(ユニクロ)会長兼社長)

これ、エクセルVBAを取りまくあらゆる環境に言えることです。

何かというと…。

僕が、マクロを書くときの「行動の3原則」として受講生に伝えていることがあります。

[1] 常に、書いてから考える
[2] 常に、実行してから考える
[3] 可能な限りコピペで済ませる

[3] はここで書きたいことからはずれるので、今回は、[1] と [2] だけのお話。

まず、 [2] の話からすると…。

まあ、マクロをちゃんと書けたかどうか自信のない人に限って、「とりあえず書いてみたマクロ」を、実行しないんですわ。
実行しても、最後まで実行しきることなく、途中でやめちゃう。
「もうあと何行か動かしてみれば、白黒つけられるのに!」と、後ろからみていてハラハラします。

マクロは書いてみたら、とりあえず実行してみるのがよいです。
ちゃんと書けているかどうかは、頭の中で思い巡らせるより、実際に実行して結果を確認したほうが早く分かります。
ちゃんと書けたかどうか自信のないときでも、それでうまく動いたなら儲けものだし、うまく動かなかったなら、それはそれで、どこがおかしいのかは、やってみれば分かります。

あと、同様に…。[1]について。
ちゃんと書けるかどうか自信がなかったら、とりあえず書いてみて、「構文エラー」のメッセージを受け取るなり何なりして、怒られてしまったほうが分かりやすいです。
それで怒られなかったら儲けものだし、それで「ちゃんと書けたかどうか自信がない」ということならば、さきほど[2]でも書いたとおり、実行してみれば白黒つきます。

「早く失敗して 早く考えて 早く修正しろ」ってことですね。

あと、この件は、マクロを書けるようになってからの状況についても言えます。

マクロを使いこなすことで、「手作業だと3日くらいかかる資料の整理を、1時間で終わらす」なんてこともフツーに、できるわけです。

マクロで資料作成する場合、「資料を作ってみたけど、うまくいってない」となれば、マクロの修正に5分もかければ問題は解決するわけです。早い。


早く失敗する: とりあえず作ってみる
早く考える : とりあえず結果について検討する
早く修正する: マクロをちょちょっと直す

のくり返しで、それまで以上に精度の高い資料作成をできるようになります。

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