エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
今日~明日と、外部研修を受けています。
そんなわけで、さっき家に帰って、受講生からのメールへの返信をしたのですが、今日はそのときの感想を簡単に。
達人養成塾の基礎コース、発展コースを修了されたばかりの、僕より年配のとある受講生。
タイピングスピードについて言うと、お世辞にも、早いほうではない。
セミナー本編中の演習時間もいつも遅れがちであった。
しかし。
すべての動画セミナーにフィードバックを送ってくる。
あの手元では、解くだけでも大変だろうに…。と思いつつ、その都度返信をしていた。
そして、先日。
基礎コース、最後からひとつ前の例題については、いつもと違う形でフィードバックを送ってきた。
「やっと、見本よりもいいものができた気がする」と、自分で書いたコードを送ってきたのだ。
そのコードは、ベストではなかったが、なかなか見どころのあるものだった。
そこで、「ついでに、実務でありそうな問題を回避するため、こんな工夫もしてまた送ってください」と添え、添削でさらに磨いたものをお渡ししたら。
「それだけじゃつまらないので、さらに問題を工夫してみました。」
と、さらに複雑な課題を作り、それを解くマクロを自分なりに書いて送ってこられた。
こういう姿勢、本当にすばらしい!もう、こういう人、大好き!!
自分に高めの負荷をかけるとか、
自分で課題を独自に作って解いてみるとか、
そういう工夫が大事なんですよね。
こういう言い方は何ですが、タイピングスキルはさほどでもないのに
この方が講座にしっかりついてこられている理由のひとつは、
学習に対するこういう真摯な姿勢だと思います。
「言われたことしかやらない」「言われたことすらやらない」「何もかもそろえておいてくれないと文句を言う」なんて調子の、今どきの軟弱な若いモンに、年配の方のこういう後ろ姿を見せてやりたいものです。