エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
今日は、大阪でのエクセルマクロ・VBA発展コースでした。
そのとき出た話題をひとつ、簡単に。
人が作った、マクロで書かれた「凝った」アプリケーションを見て、最初から、自分もそういうものを作らなくてはいけない、と思う人がいます。
ですが、そんなことはありません。
最初は、簡単なマクロを作るだけ、あるいは、人が作った簡単なマクロをちょっと手直しするとか、そのくらいのことからでもよいのです。
例えて言えば、突然「二階建てのステキな家を建てる」ことからはじめるのではなく、「犬小屋の修理をする」というくらいのことからはじめるわけです。
そのくらいのものでも、とりあえず、あなたの仕事を助けてくれるでしょう。
そして、慣れてきたら、「イチから犬小屋を造る」とか、「家の屋根を修理する」といった、だんだん大きな仕事をしていきます。
そうして、気がつくと、「二階建ての家を建てる」ことができるくらいのスキルが身についてきます。
むしろ、「二階建ての家を建てる」ことにいきなりチャレンジして挫折するより、簡単なものでも、普段から自分の仕事の改善活動として、マクロを書き続けることが大切です。
毎日の練習(そして、それがそのままあなたが今手元で抱えている仕事の改善にもなるのですが)を続けることが、第一です。