エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
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「脳は、現実とイメージを区別できない」とよく言われる。
その説明用ネタとしてよく使われるのが、「梅干しが口に入っているのをイメージしてください」とか、「レモンが口に入っているのをイメージしてください」とか、そういうヤツ。
ありありと想像すると、それだけで唾液が出てくる。
このことを図にしたのが、これ↓。
赤い部分が脳内。[1]は脳の外からの刺激(レモンを口に入れた)。[9]は脳内からの刺激(レモンを口に入れるところをありありと想像した)。
起こる現象は同じ。[2]~[6]を経て、[7]で唾液が出る。人によっては、[8]にも行って、恋人と以前レモネードを飲んだときのことを思い出すかもしれない。そうすると、甘美な思い出が想起され、[9]から[2]に入ってくる。
そしてまた、[2]~[6]を経て、[7]で恍惚そうな表情を浮かべたり、[8]で、その恋人との別のシーンを思い出したりするかもしれない。
ここで、学習とは、[1]からでも[9]からでも情報がインプットされたら、望ましいアウトプットが[6]から出るように訓練することである。
[2]にとっては、練習問題が[1]から入力されても[9]から入力されてもかまわない。
そして、[2]~[6]を経て望ましいアウトプットがされるようにするには、いったい、何にどういう訓練をすれば良いのであろうか。
(次回につづく)
1. なるほど!
わかりやすい説明ですね。
いつも深い学びをさせて貰っています。
http://ameblo.jp/le-ri/
2. Re:なるほど!
>魂さん
思考の流れを抑えてもらいたいんですよね。
大工が家を建てるとき、完成した家を見て学ぶのではなく、建てられる工程から学びます。それと同じです。
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/