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パソコンスキルの心技体

IDを割りふる

2011年5月1日
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調査済みのデータには、IDを割り振る習慣をつけましょう。

IDとは、牛で言えば、「個体識別番号」みたいなものです。

IDがあればなんでもないデータのやりとりも、
IDがないことで、とたんに面倒になります。

たとえば、あなたの上司とあなたが牧場に行きました。
そして、上司は、100頭いる牛の全頭検査をしました。

そのあと、その上司はあなたに言います。

「あそこにいる、3番目くらいにデカくて、頭の右側だけ白黒模様が
薄くなっている牛を連れてきてくれ」

こんな言われ方では上司が言っている牛がどの牛なのかを確認するのも手間ですし、
あなたが取り違える可能性はもなり高いでしょう。

もしも、調べた牛に都度IDを割り振る上司だったとしたら、
こういうでしょう。

「個体番号201152635の牛を連れてきてくれ」

牛の話であれば分かることですが、
エクセル上のデータ、アンケート調査票のようなものになると、
たちまち、IDを割り振ることをうっかりする人がでてきます。

そして、その結果、データの再確認に手間がかかり、
取り違えの可能性も高まるわけです。

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