ジーザス小川です。
昨日、「指さし確認」という話をしました。
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/entry-10816576482.html
要は、自分がしていることに焦点を定めること。
そして、いったんしっかり焦点を定めてしまえば、あとは、そのことを忘れてしまって、別のことに集中できる、ということです。
ところで、それに関連して。
前々回のエクセルマクロ初中級速習コースで、セミナーの休憩時間中にある公認会計士の方から受けた質問があったので、今日は、それと、それに対する僕の回答をシェアします。
彼の悩みというのは、「仕事でのケアレスミスをなくしたい」というものでした。
..まあ、時間がないときなど、状況によっては僕もよくするのですが。
時間はそれなりにあると仮定してお話すると。
僕は、ケアレスミスの大部分は、「ミスを見つけたら、すぐなおす」ということをする人に多いと思います。
で、では、どうするのかというと。
正しくは、
「ミスを見つけたら、同様のミスがないか、まずは、徹底的に見つけていく」
「そして、ついでに、他にもミスが見つかったら、それと同様のミスも徹底的に見つけていく」
という具合に、まず、ミスを徹底的にリストアップしていくことです。
それから。
おもむろに、「修正作業だけ」を徹底的にやっていくんですね。
そして、修正作業中に気になったことがあったとしても、それは、「後で直す」リストを作り、そっちにメモるだけ。
修正作業が一段落したら、「後で直す」リストを元に、さらに修正。
それが済んだところで、再レビューをします。
このやり方が、いちばんシンプルで完成度の高い仕事にするのが早い方法です。
僕が提唱する「DPR」のステップになぞらえて言うと。
「ミスを徹底的に見つけていく」というのは、「D」、つまり、データベースの作成にあたります。
「修正作業」というのは「P」、つまり、プロセス、加工処理のステップです。
そして、最終納品物である、「R」ができあがります。
エクセル公開コンサルティング
http://www.exvba.com/fc/index.php
やその他のセミナーで僕の「DPR」のステップについて詳しい解説を聞いたことのある方ならピン、と来るかもしれませんが。
※「D」はデータ、「P」はプロセス、「R」はレポート
よく、ミスを見つける度に修正して、ということをいつまでもやって、仕事が終わらない人がいますが。
そういう人って、「D」を作りながら「P」をやっているから、うまくいかないんです。
「D」「P」「R」は、なるべく、互いに隔離されるように仕事を設計するのが原則です。
隔離されるほど、仕事の内容がすっきりして、その仕事を進めるときに混乱が起こりにくくなります。
「ミスを徹底的に見つけていく」というのは、「D」、つまり、データベースの作成にあたります。
「修正作業」というのは「P」、つまり、プロセス、加工処理のステップです。
そして、最終納品物である、「R」ができあがります。
ですから、「ミスを徹底的に見つけていく」という作業(D)と、「修正作業」(P)とは、完全に分離して行うのが望ましいんですね。
いきなりブログで書いても、難しいかな…。まあ、いいや。あなたの率直な感想をモトメマス ヾ(´ー`)ノ
こういうことは、勘のいい人がたくさんマクロを書いていると、自然に分かることでもあるのですが。
たくさんマクロを書いている人が教わると、分かることでもあります。
なぜかっていうと。
「マクロを書く」というのは、
マクロで処理するための表を作り(D)
マクロで処理をし(P)
納品物を仕上げる(R)
という過程を最適化する作業そのものですから。
そういう視点でプログラムを書いていると、自然に分かってくることでもあります。
で、そういう視点を持つことが、リアルの仕事での「ケアレスミスを減らす」といったところにもつながっていくんですね。
だから、マクロの勉強をしましょう。あなたがもし仕事についてイケてないほうだとしたら、イケてない思考を鍛え直せます。
あなたがイケてる人だったら、イケてるぶりを極められます。
過去の受講生の声を見ることができます。こちら↓へ。
https://www.exvba.com/voice.php?path=vb
1. DPRのステップ
ジーザス小川さん
DPRのステップのお話、大変参考になりました。
今ある業務をクライアント先の社員の方に引継ぎ中なので、早速導入させていただきます。
ありがとうございました。
http://ameblo.jp/dodai01/
2. Re:DPRのステップ
>岩井徹朗★会社の土台作りさん
お役に立てて、なによりです!
今後とも、よろしくお願いいたします ヾ(´ー`)ノ
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/