3日がかりのその仕事、3分で終わらせる方法教えます!
パソコンスキルの心技体

自分で問題を作り、自分で解答する

2010年12月4日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

ジーザス小川です。

昨日の朝はすっごい嵐だったのですが。

東京の今朝は、なんだか穏やかな感じの天気です。

でも、山形ではそうでもないらしく。

さきほど、ひとりの受講生の方から、

「セミナー開始1時間以上前に間に合うように新幹線に乗ったのだけど、強風で動かない」という連絡がありました。

日本って、広いですね。

今回の「エクセルマクロ初中級速習コース」は、通常より人数が多く、15名以上が受講されます。
受講生で遠方から来られる方は、山形、愛知、静岡から。

受講生の人数が多いということもあるので、アシスタントを通常より一名増員して、手厚い布陣で行けるよう準備しています。

今日は、簡単に、勉強法の話を。

短期間で勉強で高い成果を上げるには、「自分で問題を作り、自分で解答する」のがいちばん良いです。

人が作った問題だけでは、どうしても十分な量はこなせない。

ある程度を勉強して、それでもしっくりこないことがあったときには、覚えたことに関して、まず「自分で問題を作る」そして次に、「自分で解答する」ようにしましょう。

これをくり返していると、自分の理解が弱い部分が明確になり、どこをどう復習し直せばよいかが分かります。
そして、効率よく復習をできるので、短期間のうちに記憶を強化できます。

これは実は、勉強が得意な人は誰でも無意識にやっていることなんですけど。
そういう人にとっては当たり前すぎて、教わっても、教えてくれないんですね。

分かっている人は「人もそうだろう」と思いがちで、その一方、分かっていない人はほとんど分かっていないのが、そのあたりのココロなんです。

エクセルマクロ・VBAの上達が早い受講生が時々います。
そういう人も、ひとつ教わると、「その応用問題を自分で作って、自分で解く」といったことを、無意識にやっているような人です。

例えば。

次のマクロは、何をするマクロか分かりますか?

  Range("A1").Value = 5

正解は、
「セルA1の値を5にする」
です。

ということを聞かされると。

頭の中で、

Range("A1").Value = 10
Range("B5").Value = 10

などなど、いろいろ問題を作って、頭の中でマクロ実行をシミュレーションしている感じですね。

次のマクロは、何をするマクロか分かりますか?

  Worksheets("Sheet3").Range("A1").Value = 5

正解は、
「Sheet3の、セルA1の値を5にする」
です。

と知らされると。

頭の中で、

Worksheets("Sheet2").Range("A1").Value = 10
Worksheets("Sheet1").Range("B5").Value = 10

などなど、いろいろ問題を作って、頭の中でマクロ実行をシミュレーションしている感じですね。

で、頭の中で考えただけではすっきりしないことがあった場合は、実際にマクロを書いて実行させてみて、答え合わせを自分でしています。

「うわー、おもしろい!」と思うと、勝手に頭が妄想をはじめて、体まで動いてしまう、というか。

こういうことを自然にしてしまう人は、そうでない人と比べて、同じ時間で解く練習問題の数や、(例え、頭の中だけでであったとしても、)マクロを書いた経験が段違いに増えます。

その差が、「短期間で著しい成果を挙げられるかどうか」の差につながっていくのかな、と感じますね。

そして、このあたりの「ココロ」みたいなのを確認してからセミナーを行うと、受講生が挙げる成果の質もあがるように思います。

達人養成塾の「エクセルマクロ初中級速習コース」は、セミナー初日は、こんな「勉強法」のノウハウ話から入っていきます。

エクセルマクロ・VBAの技術もそうですが、このあたりの「思考法」というか、「勉強法」みたいなノウハウも一生の財産になります。
セミナーにお越しいただいたときに、いろいろ持ち帰っていただきたいと思います。

今日は、これから遅めの朝食です。

それから支度して、会場近くの喫茶店で仕事をしようかと思っています。

キーワード

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最新の記事

人気記事

最新記事

カテゴリ

最新コメント

タグクラウド