先日、『加速学習の成功を約束する「CCD」の法則』というエントリーで、
勉強の成果に重要な影響を与える要素のひとつが「Condition(環境)」だという話をした。
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/entry-10659349970.html
今日は、環境を整えるためのアイデアをひとつ書いてみたい。
加速学習のための環境の重要な要素、それは、あなたの机の上の状態である。
机の上にがらくたばかり乗っているようでは、学習によい環境とはいえない。
机の上に、使わないペン、壊れた電気スタンド、酒、未開封の請求書などが散らかっている状態では、机の上で使える面積は格段に狭くなる。
そういう机環境は、まず、勉強をはじめるための場所作りだけでも精一杯だ。あれこれとモノをどかしているだけで、時間と集中力を浪費してしまう。
しかも、同じだけ集中して時間をかけて勉強したときの成果を5割減、7割減と落としていってしまう。
さらに、余計なものがいろいろと机に乗っている状態というのは、あなたの集中を妨げる要因が散らかっている状態だということでもある。
ひっきりなしにメールの着信がある携帯電話、読みかけのマンガの本などは、あなたの集中を絶えず途切れさせようとする、「加速学習の天敵」である。
そういう環境に慣れてしまっている人は、なかなか勉強をはじめようとしてもはじめられないし、始めてからの効率も悪いし、なおかつ、中断もしやすい。
もしもあなたが普段そういう感じで机が慢性的にモノの多い状態になっているというのであれば、その状態の簡単な
解消方法は、こんな感じである。
段ボール箱を用意する
段ボール箱に、とりあえず机の上のものをすべて放り込む
それから、勉強に使うものだけを取り出す
勉強が終わった後も取り出さなかったモノは、そのまま段ボール箱に入れたままにしておき、それからしばらくはその段ボール箱をそのモノの置き場所にする
要は、机の代わりに収納を一個用意しましょう、ということだ。
それで、使うモノだけを机に戻せば良い。
それで机に復帰しないモノは、しょせん、本来、机に置かれるべきものではなかったのである。
簡単なので、ぜひやってみて欲しい。