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おすすめ!水に流す「川セラピー」?!

2010年9月11日
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9月9日。

つまり、おとといのことだ。

夜、電話がかかってきた。

そのとき、僕は寝ていた。

何度か着信があったのは夢見心地に覚えている。そして、そのどれにも出られなかったことも。

前の晩に徹夜して原稿を書きあげていたこともあって、僕は疲れていた。

ようやく僕が目を覚ましたのは、もう、夜の11時になろうかという時間だった。

夕方から、5時間くらい寝ていたらしい…。あと数時間したら、鍼の先生が来る時間だ。

そう思うと、なんだかアンニュイな気分になってきた。

その前に、何をしておこう。

部屋のそうじ、先にフロもすませておきたい。

仕事のメールも、何件か、気になるものにまだ返信できないでいた。

そんなことを考えていると、だんだん目が覚めてきた。

「…そうだ。それで、電話の着信があったんだった。」

仕事で棚上げになっている用件に思いを巡らせている間に、印刷会社から報告を受けていた、セミナーテキスト発送についてのトラブル報告のことを思い出した。

そして僕は、寝ている間に電話が鳴った体験のいくつかを思い出した。

その記憶の中には、発信元を確認してから放置したものもあれば、発信元を確認しないまま、着信音だけを聞きながらまた寝入ってしまったものもあった。

「とにかく、電話の着信を調べてみなくては」

そう思った僕は、着信の内容を調べてみた。

まず、印刷会社からの着信が二件あった。
これは、前の晩に聞いていた、発送トラブルの件だろう。。あとまわしだ。

鍼の先生からも、着信があった。
これは…。何だろう。

そして、N子からの電話もあった。

N子は、もう二年来になる仲の良い友人だ。
ときどき会って飲むと、全身のエネルギーをぶつけて、さいきんの自分について話してくる。

先週会ったばかりだか、そのときには、「最近は、中国語と風水にハマっている」ということだった。

僕は、彼女の顔と、会う度に感じる全身からわき上がるオーラのようなものを思い出した。

こっちのほうが気になる。そうしょっちゅう連絡をしてくるような子ではない。
彼女がわざわざ電話をしてくるということは、何かあるに違いない。

留守番電話も入っていたみたいだけど、聞くのはあとまわした。
メールのほうにも何か彼女からの履歴があるかもしれない。

僕は、とりあえず、先にメールの着信を調べてみた。

暗い部屋の中で、iPhoneのメールをスライドしながら確認していく。

するとやはり、M子からのメールがあった。

中身は、こんな感じだった。

こんばんは。

今日は重陽の日ということで、今日やるとよいことを風水で聞いたのでお電話してみました。

「今日」と言ったら、もうあと1時間しかないじゃないか。

そう思った僕は、とりあえず起き出して、小さめの灯りをつけて、彼女に電話をかけた。。。

思えば、それがすべてのはじまりだった。

もしも、彼女からあの日の電話がなかったら。
僕があの晩目を覚ましたのが夜の12時を過ぎた時間だったら。
彼女からのメールに、何らかの事情があって気がつかなかったら。
彼女からのメールへの返信どころではなく、他の用件にかまけていたら。

もしそうだったとしたら、今日これから僕が書くような出来事は、決して起こらなかったろう。


…と、たまには、私小説風の書き出しでブログを書いてみました。
ジーザス小川です。こんにちは。

この調子でいっきに短編小説でも書き上げてしまいたいのですが、今日は朝8時から打ち合わせがあって、時間もないのでこのへんで (^^;

※僕の、かつて書いていた私小説風エッセイは、個人サイトにあります。。ご興味があれば、こちらもどうぞ。
2001年ごろ、長期入院していたときにヒマをもてあまして書いていたものです。
http://www.konesite.com/pasado/index.html

まあ、そんなわけで。

9月9日は、「重陽の日」という、風水でいわれのある日なのだそうです。

○この日中に、水に流したいことを、紙に書く
○翌9月10日の朝5:52までか、夜18:00までに、未来の自分について、現在形で紙に書く
○それらの紙を、9月10日中に、川に流すか、火をつけて燃やす

とすると良いのだとか。

ということで、さっそく、やってみました。

ちょうど、「感情的に解決させなきゃ」と思っていた、気になる過去の体験のことをが最近表面化してきていて、ちょっと悶々とする時期でもあったんですね。

「このタイミングでこういう話が来たというのは、今解決できるということだろう」

そんな感じがしました。

問題というのは、解決できるタイミングで表面化するものです ヾ(´ー`)ノ

残り数十分という時間、ひたすら、A4のコピー用紙に、「水に流したいこと」を書いていくと、2枚くらいまるまるの分量になってしまいました。

イヤな目に遭わされたこと、イヤな目に遭わせてしまったこと、強い影響を受けていると感じられる過去の体験…。
入院中に使われた薬のせいで今も体に残っている副作用のこと…。

でも、これ、すごく良かったです。

「これから水に流す」というつもりでイヤなことを紙に書いていくと、それだけで解決になるものですね。

そして、「未来の自分について、現在形で紙に書く」

これは、夕方17時20分くらいから、部屋の灯りを最低限まで暗くして、ひたすら書き上げました。

そして夜。

さいきんマイブームのゴーヤチャンプルーを食したあと、小田急線に乗って、登戸まで行ってきまして。

多摩川に、紙を流してきました。

河川敷の川べりにころがっている大きな石の上に乗って、コピー用紙を一枚、一枚、水に流していきます。

これをやると、また不思議な気分でした。

本当に、「水に流したいこと」を書いた紙を水に流すと、あまり思い出したくない体験についての記憶や感情が遊離して、その紙に乗って流されていくような感じがしてくるんですね。

セラピーのセッションなんかでも、感情的なわだかまりを解決させるために、道具に対して感情をぶつけながら相対したり、イスの向きを変えたりといったことをしますが、あの感覚に似ていました。

「カラーセラピー」

ならぬ、「川セラピー」という感じでしょうか ヾ(´ー`)ノ

セラピーは、こういった儀式的要素が加わると、強い効果が出てきますね。


そして、川の流れに消えていった紙を見つめていたあと、僕は、しばらく、そのまま川べりに座り込んでいました。

もう秋の空気になっていまして。

コオロギの鳴き声を聞きながら、縄文時代とか、もっと前の、まだ人間がいない時代のこの川のことなどを、ぼんやりと考えていました。

僕は、地球に生まれ、生きていて、幸せものです ヾ(´ー`)ノ

で、思ったんですけど。

川の浄化作用って、やっぱり、すごく大きいですね。

人の心がわだかまり感情を解放すると、その感情がすぐに流されていくのが感じられました。

「重陽の日」に限らず、必要に感じることがあったらまた、機会をみて、同じことをするために多摩川まで行きたいと思います。

これ、やってみると分かりますが、とっても効果があります。

あなたも、機会をみて、ぜひどうぞ。

○この日中に、水に流したいことを、紙に書く
○翌9月10日の朝5:52までか、夜18:00までに、未来の自分について、現在形で紙に書く
○それらの紙を、9月10日中に、川に流すか、火をつけて燃やす

もう打ち合わせの時間なので、今日はこれにて。

今日は、この打ち合わせのあと、定番の「エクセルマクロ初中級速習コース」です。
http://www.exvba.com/sokushu.php

その罪を、水に流しなさい – ジーザス

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