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英語においては、語い力は英語力そのものである。

2010年8月14日
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エクセルマクロ達人養成塾塾長ブログ

塾長の個人サイト「こねこねのさいと」の英検1級対策ページ「英検1級ベストアプローチ」でも書いているが、塾長の理論によれば、語い力があるということは、語学力における絶対の強みである。

http://www.konesite.com/eiken/score11.html

例えば、資格試験である英検1級の試験を取り上げてみても、語い力があるかないかは、前半の語い問題での正答率にそのまま直結する。

エッセイを書く際にも、語いが豊富であれば、適切かつ絶対間違いようのない表現を選択できる自由度が高い。

長文問題でもリスニングでも、知らない単語、出てくるフレーズで知らないものの数が1つや2つくらいならなんとか推測できるが、3つ、4つとなっていくと、まず正解は難しい。正解できても頭を短時間でフル回転させてようやく間に合うという感じなので、次の問題にいくときに疲労が蓄積している。

その蓄積した疲労を抱えた状態で次の問題を解きにかかるものだから、当然理解力は落ちる、正答率は下がる、その悪循環のスパイラルになっていく。

特に、英語の場合は文法が簡単かつ他の西洋言語に比べていい加減であり、もともと覚えることが少ないうえに、「あとは単語とかフレーズとかで推測してね」と、言語を使う側にゆだねられる部分が非常に大きいので、余計に語い力が重要だ。

(もっと言えば、ブリテンの島自体が、ケルト人、アングロサクソン、北欧のバイキング、ノルマン人と何度も支配者が入れ替わり、その都度単語やフレーズが輸入されてきているのでかなりぐちゃぐちゃに語い数が多い言語なので余計に語い力のウェイトが大きい)

もちろん、この話は資格試験に限らない。日常の英語運用力にも直結する話だ。

そのあたりの詳細については、拙著をご覧頂きたい。

http://www.konesite.com/eval/

ところで、芝健太さんの「スーパーNLP販売心理学セミナー」を受講中だ。

http://www.businessnlp.jp/001111.php

受講中なのでセミナーの話はまた今度ということにするが、今日は、そのあとの飲み会の席で、ある女性の英検1級受験相談を受けた。

僕は1分も聞けばその人がどういう英語学習をしていて、ショートターゲット(この場合、次回の英検1級に合格する)に到達するためのポイントがほぼ全部見える。

彼女の場合、TOEICはすでに915点を取得していた。しかも、リスニングよりもリーディングのほうが得意という、女性にしては珍しいタイプ。

で、何はともあれ、彼女に足りないのは圧倒的に、語い力だった。

英検1級の語い問題(4択問題)での、受験者平均の正答率と合格者平均の正答率は、平成15年度の調べて、それぞれ53%、70%。

そして、彼女の場合、語い問題の正答率は、だいたい50%をちょっと超えるくらいということだった。

53%と70%それだけを取り上げるとまるで17%の差しかないようだが、ではその17%の差は語い力で言うとどのくらいの差なのかというと、実は、実は、1.6倍の語い力の差だということが分かる。

少し余裕を持って受かりたいとして、正答率8割を目指すとするなら、その語い力の差は受験者平均のほぼ倍である。

この件の詳細については、以下にある、塾長が以前調査した、「4択問題の各選択肢について、その選択肢が正答としてふさわしいかどうかを判定出来る確率」を参照いただきたい。

http://www.konesite.com/eiken/4taku.html

つまり、合格者と不合格者の差は、まず語い力のところでついている。

それが、語い問題で見れば1.6倍からの差なのだが、その差がそのまま長文読解、リスニング、エッセイでの確実性の差にもなっているわけである。

これだけの差をつけられたまますべての問題にチャレンジするのだから、受からなくて当然だ。

ということで、彼女にしたアドバイスは、何はともあれ、まず語い力を増やすこと。

これは、英検1級を目指す人のほとんどに共通する課題なので、自分にも心当たりがあるという方には、ぜひとも今日からでも語い力増強に努めてもらいたい。

英検1級レベルの英語力を目指す人に特にお勧めの1冊を以下にあげる。

塾長の推薦を受けてこれらの教材を利用し、これまでに何人もの友人知人が英検1級を取得している。

英検Pass単熟語1級 改訂新版

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4010946296/konesweb0f-22/

塾長は、「Pass単」と「Time」、過去問で語い力を増強した。

その結果、旧試験だが、塾長は、語い問題では9割の正答率を達成し、1次試験の得点も、受験者平均65点、合格最低点82点のところ、98点という圧倒的な成果を収めることができた。

http://www.konesite.com/eiken/score11.html

Pass単について、Amazonの書評では「改訂新版と改訂版でほとんど何も違わない」といった理由で少ない☆がついているが、はじめて購入する人間にとってはどうでもいいことだ。気にすることはない。見た瞬間、無批判に購入して間違いない。

Pass単のCDも出ている。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4010946369/konesweb0f-22/

(もっとも、念のために書くが、寝ながらとか電車の中でとかCDを聞き流しているだけで合格できるとは思わないように。あなたがそんなことが可能な人間だったとしたら、英検1級などとっくに受かっているはずだ)

語い力を一気に増強するための具体的な方法については、塾長の著書を参照されたい。

http://www.konesite.com/eval/

実は、英検1級合格くらいのことは、1ヶ月くらい連続で英語の勉強を続けるくらいの気合いさえあれば、そんなにハードルは高くない。

ただ、気合いを入れて(かつ、正しい戦略で)飛び越えようとした経験の無い人たちがわーわー騒いでいるだけである。

これから受験する人には、そのような失敗談には惑わされず、正しい戦略と気合いをベースに努力して欲しい。

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