エクセルマクロ達人養成塾 小川です。
昨日にひきつづき、「エクセルマクロを書く人のための、3つのQuote」のお話をもうちょっと。
昨日の記事↓
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/entry-10532907618.html
昨日、3つめのQuoteとして、以下のものを紹介しました。
Nothing is particularly hard if you divide it into small jobs.
(どんなことでも、ひとつひとつ細分化されたものの積み重ねていくならば、決して困難ではない)
– Henry Ford
これって、テストをしながら慎重にマクロを作っていくときの話だけではなくて。
エクセルマクロ・VBAの一行一行のステートメントの中身も、そうなんですよね。
例えば、
Range(“A1”).Value = 5
だったら、
「ああ、なるほど。『Range(“A1”)』の『Value』を『5』にするんだな」と。
Range(“A1”).Font.Size = 12
だったら、
「ああ、なるほど。『Range(“A1”)』の『Font』の『Size』を『12』にするんだな」と。
Range(“A1”).Offset(2).Interior.Color = vbRed
だったら、
「ああ、なるほど。『Range(“A1”)』の『Offset(2)』の『Interior』の『Color』を『vbRed』にするんだな」と。
c = Range(“A1”).Offset(2).End(xlDown).Value
だったら、
「ああ、なるほど。『c』を、『Range(“A1”)』の『Offset(2)』の『End(xlDown)』の『Value』にするんだな」と。
そういう感じで分割して、ひとつひとつの部品が何を言っているのかを解釈していけばいいんですね。
そうすると、
Range(“A1”).Offset(2).Interior.Color = vbRed
なんていう文がいきなり登場してきても。
c = Range(“A1”).Offset(2).End(xlDown).Value
なんていう文が登場してきても。
あわてないで、冷静に対処できる訳です。
あとは、個々の部品が何を言っているのかを知っているか(または、調べられるか)だけの問題です。
Nothing is particularly hard if you divide it into small jobs.
(どんなことでも、ひとつひとつ細分化されたものの積み重ねていくならば、決して困難ではない)
– Henry Ford
なんですね。
長い一行のマクロが登場しても、ひとつひとつの部品が何を言っているのかをじっくり見ていくようにしましょう。
ではでは、また!