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パソコンスキルの心技体

パソコン操作と「足」と「手」の「置き方」

2019年3月4日
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横浜は、昨日から雨です。

晴耕雨読。
昨日から、仕込み仕事ばかりしています。

ついでに、手前味噌も仕込みました ヾ(´ー`)ノ

とは言っても、「冬に仕込んで夏以降にできあがる」というタイプのヤツではなく。
ひと晩でできるもの。

自宅の、ヘルシオホットクックで作っています。
https://cook-healsio.jp/hotcook/HW24C/recipes/R4124

運動不足で、身体にちょっとガタが来ています。
「早く、天気回復しないかなー」と思いつつ、新横浜某所の喫茶店でこのメルマガを書いています。


ショートカット講座受講生限定で、オンラインサポートを実施しています。

日々、ワークをやってもらい、報告をしてもらう。
そのすべてに僕がコメントをしています。メンバー同士、お互いの投稿にもコメントしあいます。

単純ですが、こういうのがいちばん受講生の成長に効きます。

今日は、そこで出てきた気になる話をひとつ。

先週、「小柄な女性向けのPCアドバイス」ということで、「足が地面につかないときは、足を置く台を机の下に置くといいよ!」という話をしました。

○小柄な女性向けのPCアドバイス
https://www.exvba.com/9892/

「上級者とは、下半身の使い方が違う」ということがよくあります。
ダメ人の典型的な例は、こんな感じ↓:
× つま先立ちしている
× 手で何かを握るように、足の裏で、グッと地面を掴もうとしている

「つま先立ち」は、動作に力がしっかり乗らなくなります。
その結果、動きが上滑りになる。

「足の裏で、グッと地面を掴もうとする」と、全身が硬直します。
その結果、脊椎も鎖骨~指先までのキーボード操作にかかる筋肉も硬直して、動きがスムーズにできなくなる。

両足をしっかり地面に置くのがよいです。
ただ、置くだけ。重力を足の裏で受け止める。

「つま先立ち」については、体格の問題もあります。
特に、小柄な女性。
普通にオフィスのデスクとイスを使って作業しようとすると、イスに座ったときに、足が、地面に届かない!
デフォルトつま先立ち状態です。
だから、上達しない。
なんかいつも気が抜けている。

そういうとき、どうするか。
足を乗せる台を用意しましょう。

これに関連して、フィードバックを、2件もらいました。
以下に紹介します。
おふたりとも、すげー仕事できる女性です。

実は電車とかバスも、深く腰掛けると足つかないんですよw(悲しい・・・)
PCデスクの足置き、私はぴったりサイズで自作したものを使用しています(笑)
あるとないとじゃ、本当に大違いです。

今日も超有用なメルマガの配信ありがとうこざいます。
ほんと親切でわかりやすく、深くうなづくばかりです。
私も会社の自席の床に座布団置いて、足をのせてます。

さて、こういう工夫をすることで、どのくらい、成果に差がでるのか?

ショートカットキー講座オンラインサポートに参加されているとある女性からの、昨日いただいたフィードバックを紹介します。

いつも使用する椅子のがたつきが気になって今日修理にだしたので、近所の喫茶店へパソコンを持ってワークを行った。
店内が混んでいたため、空いているフロア固定の足長椅子(よくバーカウンターでみかけるタイプ)で行ったが、嫌な予感的中。
地面に足がつかず、宙に浮いていて収まりどころが悪く、背筋を伸ばしてみても腹筋に力が入らずなんとも落ち着かない。
呼吸も浅く、集中できず、10分ワークもスコアは63。
地面に足を着地できるタイプの椅子が空いたので、席を移動してもう一度行った。
スコア73。
椅子の高さや姿勢、大きく影響しました。

同じワークをやっても、スコアは、「63」と「73」ということ。
彼女の場合、足がしっかりしないことで、だいたい、15%強のパフォーマンス低減になっています。

そして、さらに見逃せないのは、

  • 腹筋に力が入らずなんとも落ち着かない
  • 呼吸も浅く
  • 集中できず

というところ。
単に「パソコン操作が遅い」というだけでなく、集中できない、腑抜け状態になってしまいます。そういうところも、仕事の生産性を奪うロスになります。

あと、実際よりも、幼稚で阿呆に見えます。
見た目で損するのは、男性にとっても女性にとっても、避けたいことですよね (^^;

ところで、「足をしっかり乗せましょう」という話。
これ、より抽象的に言うと、「身体の基点になる軸を作りましょう」ということです。

そこで、おもしろいフィードバックをもうひとつ紹介。
やはり、昨日いただいたもの。ある男性からの報告。

1日目 move 57回
2日目 move 55回
3日目 move 72回
4日目 move 73回
5日目 move 78回
6日目 move 70回
7日目 move 82/89回
8日目 move 93回
9日目 move 101/105回

念願の100回達成。
今までパームレスト部にしっかり手を置いてやっていたため、手の動きが制限されていたことを発見。
試しに両手を浮かせてワークしてみたところ、力を入れなくてもかなり軽やかに手が動くようになりました。
「力を抜いてやることはこういうことか!」を初めて実感できました。

「パームレスト部にしっかり手を置いてやっていたため」ということですが、本当に、日々の投稿でも、「しっかり」が心身のデフォルトなんだなと思わされる方。
この方の場合は、これまでのやりとりから察するに、さきほどの女性とは逆に、身体を押し付けすぎだったケースと感じます。

先に引用した先週のメルマガ記事で言うと、

ダメ人の典型的な例は、こんな感じ↓:
× つま先立ちしている
× 手で何かを握るように、足の裏で、グッと地面を掴もうとしている

の、後者のパターンと相似。

そういうとき、どうするか。
「手を浮かせる」だと、ちょっとやりすぎ。「つま先立ち」と同様、力が抜けすぎになります。

「パームレストに手を置いてはいるが、『しっかり』ではなく、手は『自由にパームレスト上を滑ることができる』」くらいがよいです。

あなたの場合は、どうですか。

「力が抜けてしまう」でもない、「力が入りすぎてしまう」でもない、「ただ、接している」という状態をさぐってみましょう。

「足」や「手」が、どのように、床なり、パームレストなりと接しているか?
試しに、チェックしてみてください。

そして、意識的に浮かせてみたり、より身体の重みを預けてみたりして、そういう状態での自分の身体の動き、心の動きをチェックしてみてください。

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