昨日紹介したエクセルVBA上級者向けライブラリ“dLib for Excel VBA”。
さっそく、多くの方にダウンロードいただいています。
ご感想を紹介します。
「dLibの使い方-基本編」の感想です。
例えば、データ列を移動させても、そのまま動くので、VBAとは別の魔法の言語のように感じました。
実際のところは、クラスモジュールで設計された動きをしているはずなので、ステップ実行F8で観察して確かめてみたいと思います。
どうもありがとうございます。
小川先生
dLib動画の感想です。衝撃でした(‘Д’)
何でこのようなことができるのだろうと、凄すぎて笑ってしまいました。
そして、動画に見入ってしまい、ご飯を作りそびれました。
コードも拝見しましたが、コメントや変数の付け方などとても参考になりました。こちらをいただいても良いのですか?
仕事で使っても良いのですか??これからもマクロたくさん練習しようと思いました☆
というものだけでなく、
貴重なツールを提供くださいましてありがとうございます!
是非活用・勉強させていただきたいと思います!!
“dLib for Excel VBA”
の動画見ました。
これ、使いこなせたらめちゃくちゃ便利なものじゃないですか!!
ありがとうございます。
等々、さらに感想いただいております。
そこそこの規模のシステムを作るときには、開発にかかる負荷が1/3くらいに激減します。実務でガンガン使ってもらえたらうれしいです。
実は、このライブラリは、平成29年度に国が実施した、「サービス等生産性向上IT導入支援事業」で、1開発案件あたり上限100万円の補助金対象製品に採択されています。
平成30年度もこの補助金採択を受けることを目指しています。
エクセルマクロでシステム開発をされている事業者さんは、ガラパゴスが用意したこのライブラリを開発に使うことで、システム納入先からの収入以外にも、国からの補助金を得られる可能性があります。
ガラパゴスで作って他社さんに納入したシステムについても、メンテナンスをできるだけの技術を持った方を育成したいと考えています。
エクセルVBAは、普及しているプログラミング言語な割には、こういうライブラリがないんですよね。
…と。
普及しているプログラミング言語では、「その言語を使っている人が面倒に思うこと」を解決するためのライブラリが当たり前のようにあります。
そのプログラミング言語を作った人ではなく、それを使っている人が、自分のため/人のために作っている感じです。
「みんなで情報・ノウハウを共有しあって、みんなで楽しよう!」という発想ですね。
なのですが、エクセルVBAでは、そういう「ライブラリ」が何故か、ない。
世界中で、みんなが、同じようなことで、同じように面倒を感じている… (-_-;
同じ「プログラミング言語」なのに、どうしてなのだろ?とも思いますが。
エクセルVBAは、それをメインに使っている人が、プログラマー寄りではなく、事務仕事寄りのみなさんなんで。
理由のひとつは、そこから来る文化の違いかな、と思います。
主な使い手が、「プログラマーの人」なのか「事務職の人」なのか?ということからくる、文化の違いです。
僕は、20代の終わり-30代のころは、超アナログな倉庫会社にいました。
ですが、そのあとは、日本IBMで社内講師、システム開発、事務職の人からのIT相談受付他。
そのあとは、ソニー系のITベンチャー企業で、プログラムを書いたり仕様書を書いたりしていました。こういう「ライブラリ」を作る仕事もしていました。
ということで、「事務仕事系」と「IT技術者系」のちょうど中間くらいの位置にいるんですよね。
そういう位置を活かして、「事務仕事」しかしていないとなかなか気づかないような、情報なり、世界観なり、なども提供できたらな、と思っています。
また、そういうものが、ときには、あなたの仕事観をより豊かにするための一助となれば、とも思います。
今回のライブラリ公開も、広く言えば、その一環です。