コントロールパネル呼び出しの、「裏技」をひとつ。
エクスプローラ(いわゆる、「フォルダ」)の、アドレスバーに
control panel
と入力して、 [Enter] キー。
すべてキーボード操作だけでやるなら:
[Wn] + [e] ※[Wn] は、Windowsキー(Windowsマークが書いてあるキー)です。
↓
[Ctrl] + [L]
↓
control panel
↓
[Enter]
[Wn] + [e]はエクスプローラ起動のショートカットなんで、すでにエクスプローラのウィンドウが開いているなら、なしでもOK。
どれでもよいので、今開いているエクスプローラのウィンドウをアクティブにして、即、
[Ctrl] + [L]
↓
control panel
↓
[Enter]
です。
ガラパゴスの講座ラインナップに、「パソコン仕事5倍塾」という塾があります。
ウチの、唯一の、「総合講座」とでも言うべき講座。
というところを、すべてパッケージにしています。
これらのすべてに共通するポイントを押さえ、そこを意識して行動するだけで、すべてが変わる。
その「意識すべきポイント」と、「行動のポイント」をワークを交えてお伝えしています。
「パソコン仕事5倍塾」の受講生が突出した成果を出せるのは、そのためです。
その「パソコン仕事5倍塾」の受講生向けに、「地図」と「手順」という話をよくします。
地図
↓
気づき
↓
選択
↓
手順
とありまして。
それぞれ、どういう意味か?ということをざっくり書くと:
地図: 情報
↓
気づき: 意識しないと気づけないことに気づく
↓
選択: 意識しないと選択できないことを選択する
↓
手順: 無意識にできる
ということ。
「いい情報を教えてもらったな(地図をもらった)で終わらせないで、無意識にできるよう(手順になる)、しっかりモノにしてね!」ということです。
たとえば…。
さっきの「アドレスバーに control palel と入力して [Enter] 」という裏技であれば。
地図: 「こんなやり方があるよ!」と教えてもらう(←人から教えてもらう)
↓
気づき: 「へー!」
↓
選択: おそるおそる、試してみる。「おー、ほんとだ!」
↓
手順: 自分のノウハウとして定着、無意識にできるようになる
ということです。
実際には、「地図」を受け取ってから、「手順」になるまでには、「気づき」と「選択」の間をウロウロする期間が続きます。
たとえば…。
ショートカット技とかは、無意識に使えるようになるまで、少し大変です。
フォルダを開こうとする
↓
無意識に、マウスに手を伸ばす
↓
いや、またやってる!ダメダメ!違う!
[Wn] + [E] だ!(気づく) (;´Д`)
↓
キーボードに手を置きなおし、 [Wn] + [E] を押す(選択) (・_・;)
↓
ふう、あぶないところだった…。
前のダメ習慣をくり返してしまうところだった (@_@;)
という具合に、ハラハラドキドキしつつ自分の思考パターン、行動パターンを矯正する時期が続きます。
しかし、その時期を越えると、「マウスを使うほうが難しい」というところまでショートカットキーが手に馴染みます。
めちゃくちゃ共感する内容でした。
フォルダ名の編集(f2)はかなり無意識で使っています。
というか以前は、マウス右クリック→名前の編集、という作業をどうやってしていたのか不思議です。
今その作業をする方がぎこちなくて違和感があります。
と、そんな感じ。
パソコン操作に置き換えた場合、私は20代前半の時にブラインドタッチを覚え、20年以上経過しているので、キーボードに視線が行くことはほとんどないです。
しかし、マウス操作に頼る癖が体にしみついており、画面とマウスに視線が動いているはずで、達人の域にはほど遠いです。
意識的にショートカットを使い、安定した視線を保ちながらパソコン作業やプログラミングできるよう習練していきます。
こちら↑はマクロをかなりガンガン書ける方からの投稿です。
アドバイスするなら、「マウスを使うときの手順」というのが身体に染みついているので、まず、その一連の操作を観察することから。
どんな思考・感情・行動が順番に生じてその手順が成立しているのか?ということを調べてみてください。
一連の動作は、ひとつの動作のように感じられます。
一瞬で終わっているようです。
しかし、実は、より微細な衝動や行動の組み合わせからできています。
そして、そのひとつひとつを置き換えにかかります。
マクロを書ける方向けに言うならば…そうですね。
「複数の作業の組み合わせで行っている仕事の、部分、部分を、ひとつひとつ、マクロで置き換えていくような感覚」というところでしょうか。
大きな絵を描ける方と思います。
小さな世界に大きな宇宙が潜んでいると思って観察してみてください。
なじませる。
非常に大切だと思う。振り返って、いつから馴染んでいたのか?
moveワークやりはじめはmoveワークのための動きだった気がする。
そのうちそれ以外の場面でギクシャクしながら使いはじめ、現在は無意識で使えている。
そして以前の動きには戻れない現状。
この無意識の動きを他人に伝える、教えるのはすごく難しい。
基礎編で学んだ単純な?マクロを書いているとマクロの書き方を聞かれるが、マクロの知識というより入力の方法に差があることを痛感。
コピー、貼り付けのショートカットに慣れない人にとってハナコを作る作業がそもそも手品みたい。
↑ひとつ目に紹介したのと同じ方からの投稿。
より基礎的なスキルが定着していればいるほど、より上位のスキルをモノにするのは簡単です。
タイピング → ショートカットキー → マクロ
という順番が理想。
それぞれ、「手順」になってから次のステップです。
コピー、貼り付けのショートカットに慣れない人にとってハナコを作る作業がそもそも手品みたい。
というのは、まさに、「ショートカットキーをサラサラ使いこなせればなんでもないこと」が、「ドシロウトには手品に見える」ということ。
かけ算九九もままならないパラグアイの小学6年生が、日本の小学6年生向けの算数の問題を見て目を回してしまうのと同じです。
地図にもいろいろありまして:
と、あります。
下に紹介したものほど、汎用的。
ひとつの情報から、ひとつの小技しか得られないようだと、学びが浅い。
「 [Wn + [E] でフォルダを開く」という小技に宇宙を感じるレベルだと、学びは無限大です。
ひとつの行動をとっているとき、その行動から同時にどれだけのことを感じ取れるか?
より効率的に学ぶための視点でもありますし、より人生を楽しむための視点でもあります。
これ以上書くと話が散漫になりそうなんで、今日はこのへんで。
ショートカットキーは絶対習得しましょう。絶対です。