パワーポイントでのプレゼン中に使えるショートカットを、何回かのメルマガに分割して紹介します。
①プレゼンを開始: [F5]
②プレゼンを再開: [Shift] + [F5]
③プレゼンを終了: [Esc]
「プレゼンを再開」というのは、編集画面で表示されているスライドから再開したいとき。「5枚目のスライドを表示したい」というときとか、ありますね。
そのとき、リボンの「スライドショー」から「現在のスライド」をクリックしてもよいのですが、その操作をしている間、プレゼンター、聴衆ともども、思考が乱れます。
[Shift] + [F5] だと、一瞬でスライドが表示されます。
ノーストレス。
前々回(年末)のメルマガで紹介したとおり、 [F5] というのは、「実行する」というニュアンス。
ブラウザの再読込、フォルダの再読込、エクセルマクロの実行、…。
どれも、 [F5] です。
[Shift] にはいろんなニュアンスがありますが、[Shift] + [F5] の [Shift] には、「アレンジ技をかける」みたいなニュアンスがあります。
[F5]: プレゼンを開始
[Shift] + [F5]: 今表示しているページからプレゼンを再開(←ちょっとアレンジ技ぽい)
そして、[Esc] は、毎度毎度の「離脱」のニュアンス。
このニュアンスを知っていると、別アプリでもいろいろなシーンで応用可能です。
「人工知能(AI)」のお話。
ところで、ガラパゴスでは、去年、AIを開発していました。
というか、今も、ひきつづき開発中です。
どういうAIか?というと:
[1] 受講生の方が、動画収録しつつ演習問題を解いてくれたならば
[2] その動画を送ってもらえれば、良かった点、改善点をレポートします!
というもの。
実は、この事業では、国から、少なからぬ額の補助金をもらっています。
(厳密には、去年のうちに無事にプロジェクトが終わったので、特に問題なければ、今年早々にもらえそう)
国に提出した事業計画書本文をまるまる公開しています。
こんなタイトル↓の事業計画書です。
「知的生産能力、特に抽象思考力向上を目的とした、人工知能によるパソコン作業添削指導サービス」
こちらからどうぞ。
「事業計画の概要」のセクションだけ引用します。
これだけでも、ガラパゴスが何をしたいのか?ピンと来る方は来るかも。
パソコン作業の様子には、その作業によって得られる成果物以上に、作業をしている担当者の抽象思考力と実務能力が現れる。
また、パソコン作業を行う際の具体的なパソコン操作方法をマウス、キーボードショートカット操作レベルまで落とし込んで徹底的に指導することにより、指導を受けた者の抽象思考力と実務能力を向上させることができる。
そこで、パソコン作業の様子を動画で収録し、その内容を添削し、具体的な指導をする機能を有した人工知能を開発し、受講生に提供する。
これにより、講座受講者のパソコン作業能力だけでなく、抽象思考力と実務能力の向上を図る。
「ピンとこなかった」という方は、ひきつづき本文を読んでください。
・パソコンスキル上達の仕組み
・パソコンスキル上達を加速させるためのノウハウ
といったことを、図版も多用して説明しています。
実は、こういう書類って、国に委託された中小企業診断士さんが審査をすることが多いのです。そこで、「診断士さんがとってもアナログな方かもしれない」ということを想定して、思いきりかみ砕いた文章にしています。
「事業計画書」はエクセルスキル・パソコンスキルとは直接関係無いようにも思えるかもしれません。
が、「思考を構造化し、言語で表現する」という点では、事業計画書もパソコンスキルも、その本質は同じです。そういう視点で読んでいただければとも思います。
それにしても、「国から補助金をもらう」って、身が引きしまりますね。