今日は、「パソコン仕事5倍塾」塾生向けの記事です。
5倍塾生向けメールの記号を変えました。
旧 : [5bai]
新 : [5倍塾]
トレンドの力をうまく活用して、というか…。
今日、ひさしぶりに、メールマガジン読者全体への一斉メール配信をできました。
今日のメール、もう、読まれましたか?
ワイヤレスディスプレイ、本当に便利なので、ぜひおすすめです。
長く引きこもっていましたが、だんだん動きが出てきた自分に気づきます。
5倍塾生向けメールでは一斉メールに比べればかなりアクセルしっかり踏んで文章を書いています。
5倍塾ぽい話も、もっといろんな場で共有できれば、と思ってはいます。
とはいえ、すでに共有している前提の質の違い、受け取る側の準備といったところを考えると、簡単ではないな、とも思います。
たとえば、極端な話。
エクセル教わるつもりだった相手から、一斉メールで
「世界との調和」
とかいうメールが来たら、きっと、ドン引きしますよね (^^;
ということで。
今日も、相手を選んだ話を書きます。
前回の5倍塾生向けメールへのフィードバックもまたすごかったです。
いくつか紹介しますね。
>「やらなきゃ」と思うことをやめる。この感覚は全く気づきませんでした。世界がかわりました。
> やめます。
> そうすれば無駄なことが減りました。
> なんだこの発見、、、、
> エネルギーはすぐに外に出して循環させるというところにビビっときました。
> エネルギー放出のリズムを作るというか、
> 仮に音楽の演奏ならミスっても演奏を止めずに流れを途切れさせないことに近いでしょうか。
> これは「部分」に意識を向け続けているとできないことだと思いました。
> そう思うと意識は基本「全体」に向けて、意図的に随時「部分」に対して
> 意識を向けるようなリズムがいいような気がしました。
> 無意識的に「部分」に気持ちが行くと
> 気が重くなったりエネルギーが滞る原因になりがちなのではないかと思いました。
>
> あとは投影の話で、一元的なものさしで判断しないように、
> 何かを見るときの自分の状態にも気をつけようと思いました。
> 今回も小川先生自身の例に当てはめて説明してくれたのでとてもわかりやすかったですし、
> 実践しやすいと思いました。
> 小川先生、ご無沙汰しています。
> 私はおかげさまで怒涛の日々を過ごしております。
> どうしても目の前のことに追われてしまうので、
> このトレンドを変えたいと強く想ったタイミングで届いたメールにズキュンと来ました。
> ありがとうございます。
前回メールで書いたことを、別の形にまとめました。
要は、以下のとおり。
「やらなきゃ」と思っていることへの対処を3つに分類し、それぞれに○×をつけてみた。
対処1: すぐやる(○)
対処2:「やらなきゃ」と思うこと自体をすぐやめる(○)
対処3:「やらなきゃ」と思ってやらない(×)
「対処2」がすばらしい解消法だということは案外見過ごされがち。
「対処3」が100点満点で-30点くらいだとすると、「対処2」は80点くらい。
> 「やらなきゃ」と思うことをやめる。この感覚は全く気づきませんでした。世界がかわりました。
> やめます。
> そうすれば無駄なことが減りました。
気づきですね。
地図→気づき→選択→手順。
地図 : 新しい対処法を知った
気づき : 新しい対処法を試せると気づいた
選択 : 新しい対処法を試してみた
気づき : すげー!と思った
そんなところでしょうか。
手順 : さらに慣れて、「『やらなきゃ』と思った自分に気づいたら、自動的に『やらなきゃ』と思うことをやめる」というところまで落とし込めるとよいですね。
「何に気づけるか?」というのは、その人が持っている地図次第です。
というか、前回のメールで書いたようなことも、誰もが自然に気づくわけではないです。
「ピタゴラスの定理」とかの数学の定理と同じです。
あるいは、「万有引力の法則」とかの物理法則と同じ。
誰かが最初に気づき、広める。
そして気がつくと、特定の集団内では、それが当たり前のものとして扱われるようになっている。でも、それまでは、誰にも気づかれないまま、それは世界に放置されています。
幼少期に自動的に獲得する運動等を除けば、人が気づけるようになったことのほとんどは、どこかで誰かから教わったこと(地図を手に入れた)です。
それゆえ、学びつづけること、学びを得られる場にいることが大切です。
ここで言う「場」とは、以下でいうところの、[D]に紹介した「環境」のことです。
○スキルアップ・キャリアアップを支えるインフラ
[A] スキル: すぐに役立つ勉強法、パソコンスキル、仕事術。
[B] 心理学: 自分の心を整えるための心理学、他人との関係を良くするための心理学。
[C] 身体の使い方: 疲れ知らずの身体の使い方、「姿勢美人」の身体の使い方。
[D] 継続できる環境: 具体的な相談もできる、そして、共に学び成長する仲間がいる場。
> エネルギーはすぐに外に出して循環させるというところにビビっときました。
> エネルギー放出のリズムを作るというか、
> 仮に音楽の演奏ならミスっても演奏を止めずに流れを途切れさせないことに近いでしょうか。
どんなトレンドか?
ひとつの行動には、多くのプロパティの値の変化が含まれています。
たとえば、このメールを書いて送るという行動にしても:
「メールを送る」というパターンを強化している?
「エネルギーはすぐに外に出して循環させる」というパターンを強化している?
「ミスっても止めない」というパターンを強化している?
というだけでなく、
「メールを送る」ということを言い訳にして、そのほかの行動を怠けている?
「衝動的に行動する」というパターン強化している?
「ミスをしても気にしない」というパターンを強化している?
等々、いろいろなプロパティに影響を与えています。
「何かをすること、何かを継続することが常に正しい」というわけではないです。
何かをすること、何かを継続することは、何かの面で問題を解決したり軽減したりする反面、別の何かで問題を生じさせたり強化させたりします。
> これは「部分」に意識を向け続けているとできないことだと思いました。
> そう思うと意識は基本「全体」に向けて、意図的に随時「部分」に対して
> 意識を向けるようなリズムがいいような気がしました。
「全体に意識を向ける」、「部分に意識を向ける」のどちらも自由に選択できる状態がいちばん健全です。
「全体に意識を向ける」、「部分に意識を向ける」のどれかが常に正しいということでもありません。
それは、さきほど書いたとおり。
言い換えると、地図上に現れたシンボルはすべて無価値です。「いま、ここ、等身大」の自分に生じる気づきがすべて。
ですが、「では何に気づき得るのか?」ということになると、さっき書いたとおり、人は、それを知るために地図を必要とします。
ニュートンがかつて何かの発見をした。そして、その延長でずっと続いている場にあなたはいる。だから、あなたはときおり万有引力に気づくわけです。
> あとは投影の話で、一元的なものさしで判断しないように、
> 何かを見るときの自分の状態にも気をつけようと思いました。
> 今回も小川先生自身の例に当てはめて説明してくれたのでとてもわかりやすかったですし、
> 実践しやすいと思いました。
「ねばならない」と思うことについては、そう思った自分自身に生じている心的問題と思っておけばまあだいたい間違いではないです。
「自分は~ねばならない」と思うときでも、「人は(誰かは)~ねばならない」と思うときでもそうです。
「ねばならない」と自分が思っていることすら気づかないこともあります。
手順化されすぎた思考と行動の一連の連動パターン。何かに反応して、次に気づいたときにはすべてが終わっている。
そのとき、その手順に変化を与えたいならば、その手順を分解して気づきと選択の連続に戻す必要があります。
> 小川先生、ご無沙汰しています。
> 私はおかげさまで怒涛の日々を過ごしております。
> どうしても目の前のことに追われてしまうので、
> このトレンドを変えたいと強く想ったタイミングで
> 届いたメールにズキュンと来ました。
> ありがとうございます。
5倍塾で僕が言っていることはいつも同じです。
というか、僕が日ごろ感じていること、考えていることの中で、極めて根本的なことの部分は変わりないです。
違いと言えば、この2年くらいでより、気づいたこと、選択したこと、手順になったことが増え、より深まったというところでしょうか。
もちろん、その前提として、僕は地図を受け取り続けていたわけです。
あるいは、多くの何かに自発的に気づきました。
ただし、その自発的気づきも、そういう気づきを得られそうな(5倍塾とはまた違う)場に参加していたからです。
そう考えると、「場」があることって大事だなと改めて思います。
学びの場、学んだことを共有する場、学んだ成果を共有する場です。
あなたは、今、どんな場にいますか。
12月15日のお茶会&忘年会、まもなく募集開始します。
お茶会は新横浜の僕の事務所でやります。人数の制約があるので、募集のタイミングを2段階に分けようと思っています。
【先行案内】
11月14日以降お送りしているメールへのフィードバックをいただいた方向けの先行案内。
フィードバックは今からでもOKです。フィードバックお気軽にください。
先行案内は、12月4日実施予定。
【二次募集】
12月5日か、6日か、そのくらいから。
5倍塾生向け一斉メールにて。
お問い合わせやご感想は、
メールでお知らせしたときのリンクからお願いします。
お気軽にどうぞ。