エクセルマクロ初心者の方に禁物なのは、知識のつめこみです。
主に以下の理由からです。
[2] について補足すると、使い分けのメリットについて学ぶにはまだ経験が少ないですし、個々の方法ごとに注意点等もあります。
結果として、そこまで網羅しようとすると、覚えることもたくさんになります。
そのため、ひとつの方法だけで徹底して学べばすぐに実現方法まで説明できることがあったとしても、複数の方法を学んでいるとなかなかそこまで辿りつけなくなります。
たくさん覚えるということはもっと大事なことも含めていろいろなことを忘れてしまう可能性も高くなる、ということです。
なので、僕の講座では、ある程度経験を積むまでは複数の方法を一気に教えてしまうことはしません。
知識は必要最小限で。
むしろ、完成までの手順を実習形式で学ぶ時間を多くとるようにしています。
参考リンク: http://www.exvba.com/comment_detail.php?comment_id=2755
まさにその通りですね。
基礎編で学ぶ内容を完璧に習得するだけでも、それなりの実用的マクロは書けてしまうもの。
スポーツ選手しかり、難関資格取得者しかり、「徹底的な基礎の反復訓練」が、その後の成長・成果と対価として芳醇な果実を手にするのではないでしょうか。
岡崎さんはご自身で体験されていますしね (^^
頭に知識をたくさん入れられるのは、身体ができてからです。
基礎編は身体づくりをしたうえで最低限(と言ってもそれなりに実用的なマクロを書ける段階までは行きますが)のレベルに到達することを目標にしています。
実務で似たシーンを見たら反射的にマクロを書けるレベル。
知識を一気に増やすのは発展編1からです。