エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
1月の下旬に更新したあと、しばらくぶりのブログになってしまいました。
その間、
○受講生同士が結婚したという報告を受けたり
○マレーシアに旅行に行ったり
○オリジナルの行動支援ツールをリリースしたり
○がん検診で肺と胃の検査が再検査になって、人生について考え直してみたり
(↑その後、肺は再検査してシロでした。胃はまだですが、いちおうこちらもなんともなさそう)
○あいかわらずバカバカと、受講生のみなさんから喜びの声をいただいたり
○受講生とのフォロー中のやりとりでかなり濃い~議論を交わしたり
○エクセル使っていて「あ、こういうの、ネタになるなー」と思ってみたり
○いろいろ思索したり
○採用を増やしたり
○僕がスタイリングのコンサルを受けている先生とそのお弟子さんが僕のウチに来てワードローブコンサルティングの練習台になったり
○何か知らないけど、やたらにDVD教材が売れたり
○僕自身、別言語の勉強やLinuxサーバの勉強をかなり本格的にはじめたり
(↑それで、受講生の立場になって改めていろいろ考えたり)
○41才の誕生日を迎えたり
..と。
仕事につなげたいと思ってブログ書いている人間ならフツー書くだろう!
と言いたくなるようなことも満載だったのですが。
沈黙を守っておりました。
..いや。
「沈黙を守る」なんて能動的なことではなくて。
他のもろもろに押し流されて、何もブログには手をつけられないでいました ヾ(´ー`;)ノ
..で。
考えたんですね。
てか、前から思っていたことを、自分のこの状況に対して当てはめ直しました。
「なぜ、これだけネタがあるのに、僕はブログを書かないのか?」
いえ。それは僕から目線。
もうちょっと上位の視点で言うと
「なぜ、これだけネタがあるのに、このブログは更新されないのか?」
ということについて。
で、前から思っていたことを
万物の切り分け方はいろいろですが、そのうちのひとつとして、システムとコンテンツに分解する、という見方があります。
もう少し書くと、コンテンツを収集整理するシステムと、コンテンツを提供するシステムがあります。
例えば、僕のセミナー。
まず、伝えたい情報(コンテンツ)があります。
これは、よいですよね。
○Visual Basic Editorの画面に登場するもののうち、最低限覚えるべきものはどれか、とか
○「具体的にこう書けばよい」という完成図のイメージとか
○頻出する構文、オブジェクト、プロパティとか
○効率的でハマりにくいマクロの書き方(home, shift + 下, 下, 下。とか、ハナコのステップ、とか。)
○実際にマクロを書こうとして頭や体が硬直しちゃったら、とりあえず何をすればよいのか、とか
そういうネタです。
これらのコンテンツは、僕の中にあります。
そして、僕というシステムが人に提供するために、それらのコンテンツのうち、初級者向け、中級者向け、上級者向け、のものを取捨選択し、伝わりやすくなるように、整理・整頓するわけです。
マインドマップの前のほうのページに何を書いて、テキストのどこに何を書いて、どんなイラストを用意して、どんな演習を用意して、セミナー中に、どこで、どんなメタファを使って、ということを決めて、教材を作り上げるわけです。
このシステムを担っているのは、僕です。
そして、コンテンツを提供するシステムです。
これも、僕です。ライブの現場で、受講生の様子を見てもろもろを微調整しながら、生のノウハウをお伝えするわけです。
つまり、よいセミナーを成立させるには
[a] コンテンツ
[b] コンテンツを収集整理するシステム
コンテンツを提供するシステム
のすべてが優れている必要があります。
[a] コンテンツ
がないと、教えるのが上手でも、たいしたことは伝えられずに終わってしまう。
[b] コンテンツを収集整理するシステム
や
コンテンツを提供するシステム
がイケてないと、「自分ではプログラムを書くことができるけど、人には説明できない」という、技術力が高いエンジニアさんでときどき見かけるタイプです。
[a], [b], のすべてが揃っている必要がある。
同じことについて、ブログの更新について、考えてみます。
[a] コンテンツ
これは、問題ないですね。上記のとおり、書きたいネタは山のようにある。
コンテンツを提供するシステム
これも、問題ないですね。現に、ここにブログという媒体があるわけですから。
となると。
問題は、
[b] コンテンツを収集整理するシステム
はい。ここでした。
「ネタはあっても、それをブログ記事にできない。」というのは、「コンテンツを収集整理するシステム」が機能不全だった、ということですね。
要は、これまでのブログこの機能のすべてを僕が担っているのですが、僕というシステムが、「コンテンツを収集整理するシステム」としては、イケてなかった、ということです。
そこで、この問題をどう解決するかを考えました。
(つづく)