エクセルマクロ・VBA達人養成塾小川です。
キューバ旅行記、その48です。
ハバナでの、3日目の朝。
ハバナから、ビニャーレスに向けて、高速バスで移動してきました。
その道中、休憩所にて。
休憩所で見たニワトリその1
休憩所で見たニワトリその2
休憩所で見た犬その1
休憩所で見た犬その2
エクセルマクロでも、VLookup関数でも、ピボットテーブルでも、タイピングスキルでも、かけ算九九でも。
何でもそうなのですが。
「身につく」とは、頭ではなく、体が覚えることです。
そして、身についたかどうかを判断するひとつの方法は、
「それをすべき状況になったとき、まず考えるか、まず行動するか」です。
もうちょい言うと。
「体で覚えた」かどうかを判定する基準は、
とりあえず、最初のステップで、考え込むのではなく、体を動かしているかどうか。
です。
たとえば。
かけ算九九について見てみましょう。
「3かける7っていくつ?」とか、「サンシチ!」とか聞かれたら。
フツーの大人は、「サンシチ、ニジュウイチ!」とか、「21!」とか、即座に答えられますよね。
そのとき、とりあえず、最初のステップで、考え込むのではなく、体を動かしています。
(この場合は、考える前から超えに出している)
そういう人はかけ算九九を、「体で覚えて」います。
なので、安心です。
反対に。
「3かける7っていくつ?」って言われたとき、
「うーん…、あ、えーと、21ですね」
なんて答えた人がいたとししたら、
その人って、「最初のステップで、考え込んで」いるわけです。
その人は、体では覚えていません。
そして。
より高度なスキルを使いこなそうとするならば、
基本の技術を、「頭で」ではなく、「体で」覚えることが必須です。
「体では覚えて」いない人は、より難しい課題はこなすことはできません。
たとえば。
かけ算九九を「体では覚えていない」人に、
「じゃあさ、『21かける11』って、いくつ?」
なんて聞いても、まず正解は無理でしょう。
エクセルマクロでも、VLookup関数でも、ピボットテーブルでも、タイピングスキルでも何でもそうなのですが。
より高度なスキルを使いこなそうとするならば、
基本の技術を、「頭で」ではなく、「体で」覚えることが必須です。
また、教える側としても、そこに注意すべきです。
たとえば。
エクセルVBAを教えているとき。
課題を与えられた受講生が、
「とりあえず書き始めてから考えている」のか、
「書く前から固まって考えている」のかは、
その人が、基本の技術を、「頭で」ではなく、「体で」覚えたかどうかを判断するための有力な材料になります。
そして、「体で」覚えない限り、先には進ませないべきです。
「体で」覚えていない人を先に進ませてしまっても、それ以上に高度な成果を出すことはできません。
たとえば、かけ算九九を暗記していない人に、「21かける11」のような、二桁のかけ算を習得させるのは、たぶん、無理ですよね。。
それと、同じことです。
..ということで。
スキルアップのためには、「体で覚える」ところまで努力することです。
そして、「体で覚えた」かどうかを判定する基準は、とりあえず、最初のステップで、考え込むのではなく、体を動かしているかどうか。
参考にしてください。