エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
キューバ旅行記、その13です。
レストランには、この黒人のお兄ちゃんに連れられてきました。その辺で、建築作業の主任をしているとか、そんなことだった。
七面鳥は売り物だろうか?裸の黒人男性が、やることなさげに座り込んでいる。
ハバナらしい一枚。
セントロ(市中央部)に向かう途中に見た車。
アメリカによる経済封鎖の影響で、ボロい車を使い回すよりない国キューバ。1950年代の車も現役で走っているような国だ。
奥に見える馬車は観光用。
昨日は、達人養成塾のエクセルマクロ・VBA達人養成塾 基礎コースでした。
で、この講座をやっていて、いつも感じることをベースに、脈絡なく書きます。
主に、自分の会社のスタッフさんの「仕事の仕組み化・効率化」のスキルが低い、とおなげきなあなたへ。
前々回のブログ「.Value は省略してよいものか?」にもちらっと書きましたが。
「エクセルマクロを書く」とはどういうことかいうと。
それは、
「エクセルの中に小人が住んでいて、その小人に向けて仕事の手順書を書いて渡す」ということです。
そして、その文脈で言うと、「エクセルマクロを実行する」とは、「小人が、手順書のとおりに仕事をする」ということです。
「プログラムを書く」とは「手順書を作る」ということなんですね。
そして、さらにもうちょっと言うと。
このスキルの向こうには、
プログラムを書くということは
↓
手順書を作成作成するということ
↓
人に仕事を投げるということ
↓
仕事の整理・仕組み化・効率化
↓
マネジメント
という世界が広がっています。
↓以下、参考図。僕がセミナー冒頭にいつも紹介している図です。
僕が、どうして「エクセルVBA」の研修をやっているのかというと。
それは、エクセルVBAを習得する過程で、「仕事が早く終わる」という面で実務ですぐに役に立つだけでなく、受講生であるあなたは、この図に載っているスキルのすべてを得られるからです。
デカいんですよね。得られるものが。
僕自身そうでしたけど、ぶっちゃけ、人生ひっくりかえるくらいに変わります。
..ということなんですが。
逆に言うと。
○普段から、仕事の仕組み化・効率化をできている
○普段から、手順を文書にして人に示すのが得意
というような人にとっては、エクセルVBAを学ぶことは、たいした難しさはないのですが。
▼普段から、仕事の整理・仕組み化ができていない
▼人に仕事を投げるときの指示が、いつもメチャクチャ
とか、そういう人にとっては、慣れないことをするので、そもそも、元になる思考がなっていないので、習得にはけっこう苦労があります。
というかは、はっきり書くと、そういう人は、独学でVBAをマスターするのは難しいと思います。
とおりいっぺんのことしか教えられない、根本思想は教えられないような人から教わっても、やはり難しいでしょう。
ところで、そういう、「仕事の整理・仕組み化とか」を普段からできていない人には、共通点があります。
それは何かというと。
とにかく、「以下に挙げることをやらない」ということです。
○復唱する
○指さし確認する
○数を数えるときに、指を折る・または、声に出して数を数える
今回はあまり時間がないんで今回は細かく書きませんが。
「仕事の整理・仕組み化」を普段からできていない人がそうなってしまう原因は、「ひとつひとつの作業に対する意識集中の度合いが低い」ということです。
意識集中の度合いが低いと、どうしても、作業がいい加減になります。
「分かっているような感じはするけど、いまいちはっきりしない」といった状況を放置しがちになります。
しかし、こういう人たちでも、強制的に、
○復唱する
○指さし確認する
○数を数えるときに、指を折る・または、声に出して数を数える
ということをしてもらっていると、「ひとつひとつの作業に対する意識集中の度合い」が高まってきて、研修を2日くらいやったころには、見違えるようになります。
(こちらの「本気度」が高いことが前提ですが)
もしもあなたが「スタッフさんの仕事の進め方がどうも雑だ、仕組み化されていない」と感じられているようでしたら、さっそく試してみてください。