エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
http://www.exvba.com/vb/index.php
昨日の話の続きです。
昨日の記事「ここのVBA講座って、資格試験対策になりますか?」
昨日、大学3年の女子大生には、こう言った。
それでもどうしても心配なら、それから、オマケくらいのつもりで受験してもいいとは思う。
試験自体はたいして難しくもないので、そこそこマクロを書けるようになってから勉強すれば、まあ落ちることはないだろうと思う。
ただし、これは、もともと実務能力があるとはあまり期待されていない学生(新社会人)についての話。
例えば、あなたが今派遣社員で、もっといい待遇の派遣先を探そうとしているとか、安定を求めるために正社員になろうとしているとかだったら、「エクセルマクロ・VBA資格」を持つことはオススメしない。
なぜか。
昨日の話の復習になるが、「職務経歴書に職歴としてエクセルマクロ・VBAを使って改善してきた」ということが書かれていると、そういう情報に引き寄せられた担当者が興味を持ってあなたを「顔合わせ」に呼ぶ。
「履歴書の資格欄に『エクセルマクロ・VBAのの資格を持っている」ということが書かれていると、そういう情報に引き寄せられた担当者が興味を持ってあなたを「顔合わせ」に呼ぶ。
このとき、両方書いていると、両方の人を引き寄せてしまうのである。
その結果、「顔合わせに呼ばれました!」と派遣会社から電話がかかってきたとしても、その段階では、果たして相手の会社が、「あなたの資格」に興味を持ってコンタクトしてきたのか、「あなたの実力」に興味を持ってコンタクトしてきたのかは、あなたには分からないのである。
そして、わざわざ時間を取って顔合わせに行って、「なんだ、資格のことしか分からないのか」と相手に対してがっかりして帰ることになる。
もっとヒドいのは、「資格」に引き寄せられて自分を呼び出したようなしょーもない相手なのだが、面談にで話をしている間に「ま…いっか。相手も、そのうち、私の実力について分かってくれるかも。」と、その会社で働きたくなってしまうようなケースである。
結果、しばらく振り回された挙げ句、ミスマッチに失望してその会社から抜け出すことになる。
この状況を例えて言うと、本当は誠実な男を探しているはずのあなたが、友人に「チャライ男でも誠実な男でも、なんでもいいからとにかく紹介して!」と言って回っているようなものである。
チャライ男にも興味もたれるように、いちおう、チャライ格好もしてみる。つまり、資格というチャラい洋服を買ってきて、自分をチャラく着飾るわけだ。
その結果、先に紹介されたのは、誠実な男ではなく、チャライ男だった。
話しているうちに、「まあ、これでもいいか。。。本当は、誠実な男を探していたんだけど。紹介してくれた友人の手前もあるし」と言ってつきあってみる。
でも、もともと恋愛対象にするつもりもなかったチャライ男なんで、つきあっていてつまらない。「私とつきあっている間に、誠実な男になってくれるかしら」と淡い期待を持っていたが、けっきょく裏切られた。
もう、この男とは別れて別の男に走りたい。
今度こそ、誠実な男を。。。
そして、あなたは、自分をチャラく着飾って、また友人に言うのである。
「チャライ男でも誠実な男でも、なんでもいいからとにかく紹介して!」と(笑
この負の連鎖を絶つには、どうするのか。
話は簡単で、「チャライ男でも誠実な男でも、なんでもいいからとにかく紹介して!」ではなく、「誠実な男を紹介して!」と言えばよいのである。
次に紹介される相手は、あなたの望んでいたような、「誠実な男」である可能性が高くなる。
「チャラい格好をして、チャラい男の興味を引くようにする」ことをやめれば、たちまち人生が好転する。
即戦力を求められる会社に即戦力として期待されて入り、思う存分活躍したいなら、「エクセルマクロ・VBA資格なんか、取るな!」ということだ。
もともと実務能力に期待されていない学生なら、まだ資格を取ってアピールする意味はあるかもしれないが。
資格なんて履歴書には書かないほうがよいし、もしもすでに資格を取ってしまっているなら、いっそ、派遣会社に出している履歴書すべてから、「エクセルマクロ・VBA資格」についての記載を削除したほうがよいとも思う。
1. 初めまして
このような考えをもっている方のブログを見ることができて、よかったと思っています☆定期的にブログを見させていただいています。これからも楽しみにブログを見ていきたいとおもいます♪
http://ameblo.jp/rakuten-0220/
2. Re:初めまして
>カモミールさん
ありがとうございます!こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします!
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/