エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
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達人養成塾に、「タイピングが早くならない」ということで指導を受けに来られる方に、よくある課題の話をひとつ。
「タイピングが早くならない」ということで指導を受けに来る人の多くに共通することがあります。
それは、「不必要なくらいに自分に厳しい」こと。
まったく、成果を評価しないんですね。
小さな進歩があったとしても、固い表情で、「イヤ、こんなのでは、まったくダメです」と言うばかり。
まったく、自分の成長を認めようとしません。
そういうとき、どうするか。
僕がよくする話は、こんな感じ。
「○○さん、もしも、あなたの上司が、どんな成果を出しても『いや、まだまだ、こんなのでは話にならない。オマエはダメなヤツだ』と言うばかりの人だったら、どうですか?そんな人のところで、成長できそうですか?」
そうすると、質問された人は、「いや、そんな上司はいやです。そんな人のところでは、私は伸びることはできないと思います」と答えます。
次に、こう聞きます。
「それでは、○○さん、もしも、あなたの上司が、どんなにささいなことでも、ちょっとでもうまくいくことがあれば、ベタ褒めしてくれる人だったらどうですか?」
そうすると、質問された人は、肯定的な反応をします。
そこで、こう言います。
「ですよね。なのに、どうして、○○さんは、○○さんががんばって、ちょっとでも成果を出したというのに、『いや、まだまだ、こんなのでは話にならない。オマエはダメなヤツだ』なんて言うのですか。それでは、あなたが、あなたに対して、その『いやな上司』の役割をしているようなものですよ。」
そう言うと、びっくりされます。
「だから、成果が出ないんです」
と、僕は続けます。
タイピングの話に限りません。
あなたの中には、あなたの仕事を評価する「上司としてのあなた」と成果を出すためにいっしょうけんめいに努力している「行動するあなた」がいます。
そして、「行動するあなた」が成長できるかどうかは、「上司としてのあなた」のあり様にかかっているのです。
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