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勉強での成果を阻む、「感じること」への恐怖

2011年5月31日
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エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
http://www.exvba.com/vb/index.php

大阪でのセミナーを終え、今日は、いちにち休日、という感じでした。

さっき、遅めの夕食を人と食べにいって、戻ってきたところです。

戻ってきてメールボックスを空けたら、この土日の大阪セミナーを受講されたある方から、こんなメールが来ていました。

小川先生のおっしゃっていた、体の使い方と感情、そして記憶への結び付けは、たいへん勉強になりました。自分の体を使い、感情をコントロールして行動させる。
そして、本気で悔しがること。本気で怒ること。

それがない自分がいる。
覚悟の足りない自分がいる。

どう肚を括るか。
できることを、繰り返し、やってみるだけです。

指さし確認も大切な教えでした。
自分のチェックの甘さを自分に許し、失敗して信頼を失っている自分がいる。
文書、数字を手で確認する習慣は身につけ信頼できる自分を作ります。

時間を区切るという考えも参考になりました。
モノを持ってきてもらうのに、1、2、3、と十秒数えてスピードを早めておられましたね。

仕事は納期であることを、あらためて教えられました。

エクセルVBAを習得するにしても、本気で取り組んで、そのときの成功体験、失敗体験を

「やったー!」とか「うおー!」とか「くそー!今度こそ!」とか

叫びながら受け入れていけば、自ずとうまくいきます。

ところが、勉強の体験を「強い感情を伴った体験」として受け入れることが苦手な人がいることも事実です。

僕が受講生を指導しているときにそういうケースを見つけたら、最初に意識することは、

「失敗することへの恐れ」をはずすことです。

多くの人が、過去に、勉強で「失敗」した経験を持っています。

そのとき、深層意識で決めている場合があります。

「勉強での失敗」を「強い感情を伴った体験」として受け入れてしまうと苦しいから、最初から、「勉強するときには、無感動でいると決めよう」と…。

ただ、そうすると、勉強をしていても、感動がないので、記憶にまったく定着しません。

そして、「自分はバカだ」と決めつけて、その人の知性的な成長スピードは一気に鈍化します。

「記憶に定着する」とは、ある体験の「回数が多い」か、「刺激が強い」ということ。

そして、「刺激が強い」とは、「強い感情を伴った体験だ」ということと同義です。

勉強が得意かどうか、記憶力があるかどうかの差というのは、同じ体験を、「強い感情を伴った体験」として記憶するためのテクニックを上手に使っているかどうかの差でしかありません。

あなたは、勉強での成果を阻む、「感じること」への恐怖を持っていませんか?

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