ジーザス小川です。
今日は、チップ・ハース&ダン・ハース著「スイッチ!」から、目にとまったひとことを。
スイッチ!
「セルフコントロールは消耗品である」
ある実験に参加した2つのグループの学生の話。
ひとつのグループは、チョコチップ・クッキーを自由に消費し、
もうひとつのグループは、ダイコンしか食べさせられない。
正確には、そこにチョコチップ・クッキーがあるのに、食べることを許可されない。
その状態を体験させたあと、両方のグループに、難しいパズルを解かせる。
結果は…。なんと。
チョコチップ・クッキーを自由に消費したグループのほうが、
かなり有意に最後まで粘って問題を解こうとした。
これが何を意味するのかというと、「一度にできるセルフコントロールの全体量は
決まっている」ということ。
何かを達成するためにストイックに努力するのは良いことかもしれない。
でも、その成果は、そのほかのことでどれだけ我慢をさせられているかに
よって決まるかもしれない、ということ。
目標達成のために、知っておきたい話ですね。
1. おもしろいです!
なるほど!
目的達成するために、目標行動以外のことでは楽しくすごすが勝ちですね。
うれしいです。
http://ameblo.jp/nihongo-t/
2. Re:おもしろいです!
>さき@日本語教師さん
そうですね。過度の抑制は、するものではない、ということのようです。
僕にとっても、とても興味深いです。
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/