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パソコンスキルの心技体

「使い手」のレベルを上げること

2011年4月15日
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ジーザス小川です。

今日は、ときどきされる質問から。

よく、こんなことを相談されます。

「自分は本当に自分に合ったソフトを使っているのか?自分が知らないだけで、もっとよいソフトがあるのではないか?」

例えば、電子メールソフトには何を使うか、とか。

ブラウザーは、FireFoxがいいのか、Google Chromeがいいのか、Internet Explorerがいいのか、とか。

文書を書くのに使っているソフトはマイクロソフトのワードなのだが、これでいいのか。

画像を見るソフトは、今使っているこれでいいのか、といったことです。

人それぞれに使う目的があるので、よほどのことでないと、一般論ではオススメソフトについて語ることは難しいのですが。

どんなソフトでも、「使いこなせる」という域まで到達しないと、「あえて、ほかのソフトではなくそれを使う意味」までには至れない、というのが正直な見解です。

これは、例えて言うと、車の購入に似ているでしょう。

自動車免許を取り立てではじめて乗る車について、それが自分の求めているものかどうかを見極めることは困難です。

では、いつ、それができるようになるのかというと、ある程度、車の運転のスキルがついたとき。

その段階に来て、はじめて、車の乗り心地等の話をできるようになり、ご指名で車種を選ぶ意義が出ます。

パソコンソフトについても、同じことが言えます。

「どれを使うか、それはなぜか」という話に到る前に、「使い手となる人のスキルレベルを上げること。」そのことこそが重要です。

また、スキルがあがってしまえば乗り慣れない車種の車でも他の車での経験を活かしてなんとか操縦できるようになるのと同じように、パソコンソフトでも、どれかのソフトにある程度習熟してしまえば、他のソフトへの乗り換え・移行も比較的簡単です。

道具の善し悪しは、使い手のレベルがあがらないと、分からない、という側面があるものです。

結論としては、まず、「道具の善し悪し」を認識できるレベルまで使い手のレベルを上げることこそが重要です。

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