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パソコンスキルの心技体

「段取りする自分」と「作業する自分」

2011年4月10日
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ジーザス小川です。

事務所にいます。

今日、エクセルマクロ・VBA初中級速習コースの二日目でした。

震災のあとということもあってか、通常より少なめの受講生だっただけでなく、直前キャンセルも多く。

かなりの少人数講義となりました。

で、今日は、そんな中、セミナーでしたお話(というか、セミナーでした話について、さらに自分で整理して考えてみたこと)をひとつ。

仕事とは何か、ということなのですが。

これは、つきつめると、

あるものを、
&nbsp:&nbsp:&nbsp:&nbsp:↓
Aという状態から
&nbsp:&nbsp:&nbsp:&nbsp:↓
Bという状態にすること

です。

そして、その「Aという状態」から「Bという状態」にすることで発生した付加価値を対価として受け取ります。

で、なんですが。

これは、さらに分解すると。

Aという状態(静)
&nbsp:&nbsp:&nbsp:&nbsp:↓
なんらかのアクションをする(動)
&nbsp:&nbsp:&nbsp:&nbsp:↓
Aという状態(静)

ということで、

「静→動→静」

という流れになります。

仕事とは、その、「動」の部分のことなんですね。

さて、で、さらに、です。

これは、さらに分解すると、以下のようになります。

Aという状態(静)
&nbsp:&nbsp:&nbsp:&nbsp:↓
アクションプランを立てる(内的な動)
&nbsp:&nbsp:&nbsp:&nbsp:↓
なんらかのアクションをする(外的な動)
&nbsp:&nbsp:&nbsp:&nbsp:↓
Aという状態(静)

行動するには、常に、計画が立っているわけです。

これは、言い換えると、

「内的な動」を担う担当者と

「外的な動」を担う担当者がいる、ということ。

そのとき。

「内的な動」を担う人がするべきことは、
「外的な動」を担う人がする仕事の内容を、極力、単純な法則だけで理解できる、簡単な内容にすることが求められます。

つまり。

「内的な動」を担う人がするべきことは、

○なるべく、単純な作業だけをしていれば仕事が進むよう、仕事を設計するすること
○なるべく、例外が発生して「外的な動」を担当する人がその都度自分で判断しなくてはならなくなるようなケースを減らすこと

です。

これが達成できないと、「外的な動」を担当する人に判断を任せるシーンが増えてしまい。
その分、「外的な動」を担当する人の脳みそに与える負担も増大しますし、
作業中の判断ミス・操作ミスの可能性も増えます。
「内的な動」を担当する人への、「外的な動」を担当する人からの問い合わせも増えます。

その分、「内的な動」を担当する人が、本来集中して考えたいことがあっても、何度も中断されて、いつまで経っても、思考がまとまらないまま、という状態になってしまいます。

そうなると、「内的な動」を担当する人は、いつまで経っても仕事が終わりませんし。
「外的な動」を担当する人も、いつまで経っても、仕事が終わらないことになります。

ですから、そうならないためにも、まずは、「内的な動」を担う人が、「外的な動」を担う人がする仕事の内容を、極力、単純な法則だけで理解できる、簡単な内容にすることが重要なのです。

さて、ところで、なんですが。

ここで、例えば、ひとりで仕事をするとは、どういうことかというと。

それは、単に、この「内的な動を担う役」と「外的な動を担う役」との両方を、同じ人が担っている、というだけのことなんですね。

「同じ人が担っている」というだけで、あとは、変わりません。

ですから、「一人でやり方を考えて、行動も一人でしている」というような場合でも、仕事の内容を、極力、単純な法則だけで理解できる、簡単な内容にすることが重要なのです。

そうしないと、「外的な動を担う役」も苦しくなりますし、「内的な動を担う役」も、結局、苦しくなってしまいます。

※この話は、ひょっとすると、明日続きを書きます

さて…。そろそろ会社を引き上げるか ヾ(´ー`)ノ

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