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震災1ヶ月。被災地以外でも発症するかもしれない心の状態

2011年4月16日
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ジーザス小川です。

僕のセラピーの師匠「棚田克彦先生」の、セラピスト養成講座修了生限定講座に参加してきました。

扱ったテーマは、「PTSDとトラウマについて」

震災もあったということで、震災以降に発生するであろう心の影響とそのケア方法について学びました。

PTSD的なものを扱った心理的研究は、米国では、ベトナム戦争帰還兵に対するケアからはじまったので歴史は長いのですが、日本では、阪神・淡路大震災、オウム真理教テロ事件くらいからのものしかなく、まだまだ歴史は浅いようです。

そして、PTSDの話はともかく。

その他にも、心のトラウマ反応として出てきがちなものとして、以下のものが紹介されました。

○うつ病
○不安障害
○アルコール依存症等の、各種依存症

詳しい説明は省略しますが、これらに共通するのは、「安定感の欠如・不安」

震災で安定感の欠如が起こった結果、こういう方向にも行くようです。

そのほか、自らも人を助けるポジションにあるために、人に助けを求めにくい人。例えば、

○消防士
○医師、看護師
○セラピスト

といった仕事に従事している人では、「乖離症状」と言って、現実のものではないかのように現実を扱うような症状がでることがあります。

セラピーの現場だけでなく、企業の中でも重要な視点だと感じました。

棚田先生のセラピスト養成講座修了生でチャリティーセッションをやるという話も出ています。
この活動は重要なので、僕も、セラピストとして参加するつもりでいます。

このブログでも、詳細お知らせできればしたいと思っています。

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