オーダーで作っていたスーツ二着ができあがったということで、先日、神楽坂にある先生のスタジオに取りにいった。
その先生は、僕と同じ職人タイプ(それも、相当にヤバい..)だ。僕は服のことについては、トンチンカンな人なのだが、周囲の人によれば、一流。確かにそうなんだろうな、という感じ ヾ(´ー`)ノ
で、その先生と話をしていたに出たお話をひとつ。
その先生曰く、「道具は、自分で調整できてナンボだ」と。
できあいのものをそのまま使うのではなく、どこまで自分でカスタマイズできるか。
道具自体のカスタマイズ性の高さもそうだし、道具をどこまで調整できるか、ということも、道具を使う人の力量。
部品レベルでどこまで把握できているかによって、自分で修理・交換できるものの細かさも異なってくる。
また、そういう視点で物事を観察していると、より深いレベルで仕事をこなせるようにもなってくる。
この点は、エクセルとかウィンドウズとかでも同様だし、パソコン等のハードウェアも同様。
一度、エクセルなら、メニューの[ツール]から[オプション]で出てくる「オプション設定」のダイアログの中身をいろいろいじってみるとかしてみるとよい。
(2007,2010なら左上のスタートボタンから、Excelのオプションボタンを押してでてくるダイアログ等々)
ウィンドウズなら、フォルダを開いて、フォルダのメニューで[ツール]から[オプション]を選択してみる。
ちなみに、玄人好みのノートPC「ThinkPad」は、たいていの部品については、自分で交換できるようになっている。
部品交換を想定したマニュアルも、相当充実している。
こういうところがたまらないんだよね ヾ(´ー`)ノ