ジーザス小川です。
昨日、「手順書チェックの3つのポイント」ということで、「手順書を渡した相手が、そこに書かれているとおりに仕事をしてくれなかったとき、どうするか?」という話をしました。
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/entry-10837552827.html
今日は、「手順書」「チェック」ということで。
「手順書」と「チェックリスト」について、考えてみたいと思います。
「手順書」と「チェックリスト」の違いって、どう説明したらよいでしょう?
両者の違いは、「時間の経過の概念があるか」です。
手順書には時間の経過があり、チェックリストには、時間の概念がありません。
言い換えると、「チェックリスト」とは、「ある瞬間の望ましい状態をリスト化したもの」なんですね。
以下、分かりやすい例えかどうかは分かりませんが…。
例えば、イタリアンレストランで、テーブルに次々に料理が出てきます。
食前酒、前菜、1皿目の料理、2皿目の料理、デザート、…。
このとき、「どの料理を、どういう順番で、どういう段取りで出していこう?」というテーマをとり扱っているのが「手順書」で。
「前菜を出した段階で、必要な食器がすべて出ていて、そこに必要な料理が載っているだろうか?」ということをチェックするのに使うのが、「チェックリスト」です。