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脳内「スパムフィルター」を修正する手法とは?

2011年2月11日
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ジーザス小川です。

今日は、2年前に切磋琢磨した出版セミナー同期で勉強会がありました。

そのセミナーで同期だった「手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術」の著者、大坪勇二さんが発起人で、講演者は二人。

ひとり(というか、一組)は、やはり同期の、「20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!」の著者、野瀬大樹さん野瀬裕子さんご夫妻。

そして、特別ゲストとして、「出稼げば大富豪」のクロイワ・ショウさんにもお話を伺うことができました。

しっかし、すごいメンバー。。。
今回は話を聞く側にいた、というみなさんも、そうそうたる人たちです。

しかも、みな、二年前より、「らしさ」というか、「ヘンタイ度合い」が増しているような人たちです。。

そんなみなさんとの勉強会、視点を変えて物事を見る、とてもよい機会になりました。

勉強会のあとは、三時間ほど、懇親会でした ヾ(´ー`)ノ

さてさて、そんなわけで。

昨日の続きです。

ちょっとお疲れ気味なので、やや簡単に。

昨日までの話の流れを、再確認です。

[1] 人間の脳とコンピュータは、構成がまったく同じ
[2] 人間の脳とコンピュータも、処理系はブラックボックス
[3] 教育とは、人間の脳の、「処理系」の中身を書き換える試み

ということでした。

そして、

[4] 「処理系」の中身は、「スパムフィルター」と同じ原理で作られる

ということでしたね。

「スパムフィルター」は、過去に自分がしたスパムメールかどうかを判定した経験を元にして、次に来たメールがスパムかどうかを判定します。

人間の脳も、過去に自分がした選択を基準に、次に生じる似たような出来事を振り分けていきます。

そうして、

○ああいう苦手なタイプと出会ったら、鳥肌を立てる
○失敗したら、思考を停止する
○計算式を見たら、パニックを起こす

とか、決めていくわけです。

と、いうことで。

これから生じる出来事に対する反応を望ましいものにしたければ、

○過去の判定履歴を引っ張り出してきて、判定内容について、修正してあげる。
○よく似た体験を新たに大量のさせ、そこで望ましい判定をさせ、「より快楽が増した!」という体験をくり返す

という方法があります。

と、いうことでした。

前者は、タイムラインセラピーとか、インナーチャイルドセラピーですね。
後者は、通常の教育現場での、「反復練習」です。

で。

通常の教育現場での、「反復練習」以外にも、変化を起こさせるための手法はありますん。

セラピーの手法として、どういう方法があるのか…というか、セラピーの手法は、どういうテクニックの組み合わせなのか、ということを、今日は書いておきます。

最近人気の「NLP」を例にとって説明してみます。

誤解を恐れずに書くと、セラピーでクライアントに変化を生じさせるために使う手法は、以下の3つに分類分かれると僕は思います。

[A] 知覚位置、タイムライン、ニューロロジカルレベルの変更
[B] サブモダリティチェンジ、パート系セッション
[C] 催眠

[A] 知覚位置、タイムライン、ニューロロジカルレベルの変更

まず、クライアントの自身のポジションを、以下の図で示す3つの方向のどれかの移動させる手法があります。

$エクセルマクロ達人養成塾塾長ブログ-nlp_3dimentions

○知覚位置(x軸)
○タイムライン(y軸)
○ニューロロジカルレベル(z軸)

例えば、知覚位置を変更するというのは、「ポジションチェンジ」とか「エンプティー・チェア」「ディズニー・ストラテジー」のような、イス系のワーク。
一人称で見ている状況を、相手目線で見たり、第三者目線で見たりします。

それから、タイムラインの移動。
インナーチャイルドセラピー系は、これですね。この場合は、過去に移動します。
死ぬ直前の自分に移動して、その視点で今の自分を見て、現在の自分にアドバイスしたします。こっちは、未来。

そして、ニューロロジカルレベルの変更。
「今の自分の環境でできること」という制約を超えて、深いところにある自分の信念・価値観や自己認識をベースにして現状を見つめ直したりします。

もちろん、x軸、y軸、z軸の移動を組み合わせたワークもあります。

過去の自分に戻って、その自分を第三者的なポジションで観察する、とか。
そうすると、y軸を移動してから、x軸を移動したことになります。

[B] サブモダリティチェンジ、パート系セッション

…そしてさらに、クライアントの脳に入ってくる刺激の内容を変化させる方法です。

以下の2つの手法のどれかまたは両方を理由することで、それまでの凝り固まっていた知覚のパターンを破壊することは容易になります。

○サブモダリティチェンジ(特定の状況で脳内で生じるイメージを意図的に微妙に変更する)
○パート(一人の人間の持つ多面性を、すべて、別の個人であるかのように扱う)

「サブモダリティチェンジ」というのは、例えば、思い出すたびにつらい記憶みたいなのがあった場合、そのときのイメージを白黒にしてみたり、反転してみたりするテクニックです。

「パート」を扱ったワークというと、「寝たい自分」と「試験勉強をしたい自分」を取り出してきて、話し合いをさせるとか、そういう感じ。

[C] 催眠

[A]、[B]で紹介したテクニックをより効果的なものにするために、左脳的な思考を止めにかかります。
それには、「エリクソン催眠」、「ミルトン・モデル」といった手法で、催眠をかけたりします。

つまり、

[A] 知覚位置、タイムライン、ニューロロジカルレベルの変更
(クライアント自身のポジションを変更する)

[B] サブモダリティチェンジ、パート系セッション
(クライアントの脳に入ってくる刺激の内容を変化させる)

[C] 催眠
(クライアントの左脳的な思考を止める)

と、いうことを、組み合わせるわけです。

それが、脳内「スパムフィルター」を修正する手法なんですね。

教育の現場でも、同様の手法を組み合わせることが有効です。

明日、そんな話をしたいと思います。

…ということで。

今日は、すぐに行動につながるような話題ではなかったですが。。

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