ジーザス小川です。
今日は、直行で税理士事務所での打ち合わせにいき、夕方から来客。
そのままいろいろ来客をおもてなししているうちに、あっという間に夜になってしまいましたとさ ヾ(´ー`)ノ
なかなか、時間がないものです。。
そんな中で、夜は、慶応大学の女子大生2人が来社 ヾ(´ー`)ノ
ひとりは、ウチて以前インターンをしていた子です。
以前、何度かにわたってその彼女のエントリーシートを添削してあげたことがあったのですが。
おかげさまで、今、エントリーシートを出すと、8割~9割の勝率で通る、とのこと。
最近では、数万のエントリーシートがあつまる某外資系メーカーの新卒採用で、わずか60名のエントリーシート通過者になったそうです。
さすが ヾ(´ー`)ノ
そんなわけで、今日は、その友人のエントリーシートを見て欲しい、ということで。
延々、2時間半かけて、その彼女の持つ強みとか、らしさとかについてヒアリングしていきました。
きちんとした文章にまとめるところまではやりませんでしたが、その彼女の魅力を引き出すためのポイントはだいたい伝え切れた感じなので、あとは、なんとかなりそうな感じです。
たまたま同席していただいたマーケティングのコンサルをお願いしている先生も、かなり楽しんでいました ヾ(´ー`)ノ
あ、ちなみに、学生さんのイケてないエントリーシート、きちんと磨いて(もちろん、ウソは一切なしで)インパクトのあるものにすること、かなり得意です。
そのうち、その秘訣を公開したいと思います。
さてさて、そんなわけで。
今日いちにちすっかり忙しくて、昨日のブログで何を書いたのかとか、その続きとしてどういうことを書こうと思っていたのかとか、すっかり忘れてしまいました ヾ(´ー`)ノ
なんですけど、なんとなく、昨日の続きぽいことを。
さいきんあまり寝ていないので、簡単なところだけを。
人間の脳と、スパムフィルター
今日は、人間の脳と、スパムフィルターとの比較についてのお話。
炭酸水「サンペレグリノ」を飲みつつ、かぼちゃプリンを食べながら、お話いたします ヾ(´ー`)ノ
..と、その前に、昨日の復習から。
昨日のブログ「脳」と「コンピュータ」そして「教育」では、こんなことを書きました。
http://www.exvba.com/blog/?p=1997
[1] 人間の脳とコンピュータは、構成がまったく同じ
[2] 人間の脳とコンピュータも、処理系はブラックボックス
[3] 教育とは、人間の脳の、「処理系」の中身を書き換える試み
上の図にあるものが、「脳」です。
上の図にあるものが、「コンピュータ」です。
ただ、コンピュータであれば、プログラムに直接手を入れて書き換えることができる。ところが、人間の場合はそうもいかない。
では、どうしたものか、というところまでが、昨日書いたお話です。
で、では、どうやって、ブラックボックスになっている、人間の脳の、「処理系」の中身を書き換えるのか。
それには、人間の脳の「処理系」で、どのようにして、「input」に対する「output」が決まるのかを知る必要があります。
人間の脳と、スパムフィルター
で、今日の本題に入るのですが。
実は、この「input」に対する「output」を決定する仕組みも、コンピュータの世界に、よく似たものが存在します。
スパムフィルターです。
スパムフィルターって、何かというと。
到着した電子メールがスパムかどうかを判定し、しかるべき振り分けをするソフトです。
だいたい、メールソフトの一機能として実装されています。
例えば、Gmailには、スパムフィルターがついています。
Becky!にも、専用のスパムフィルターを作って、Becky!ユーザに提供している人がいます。
で、このスパムフィルター。
どういうふうにスパムかどうかを判定しているのかというと。
さいきんのタイプでは、「過去に、自分がスパムかどうかを判定した結果」を蓄積していて、その内容をベースに、新たに到着したメールのスパム判定をしているわけです。
つまり。。。蓄積されたデータを活かして次の判定をするんですね。
ところで。
ということは、、と考えると、気になることがあります。
○自分の判定履歴が存在しない、さいしょの最初には、どうやって判定するんだろう?
○最初のほうに判定を間違えちゃったら、その後、どうなるんだろう?
て、感じですね。
前者について答えると、ソフト導入時に、あらかじめ、利用可能な「スパムかどうかを判定する情報」がソフトといっしょにコンピュータのハードディスクに置かれるわけです。
ですから、最初のうち、スパムフィルターは、その情報だけを頼りに判定をするんですね。
で、後者なんですが。
判定間違いは、あります。
本来スパムにならないはずのメールが、スパム扱いされてしまったり。
逆もまた、真です。
なので、さいきんのタイプのスパムフィルターでは。
しばらくスパム判定をさせたところで、まちがってスパム判定されてしまったものがあったら、「いや、このメールはOKだから」と。
まちがってスパム判定されなかったものがあったら、「いや、このメールはNGだから」と。
と、再教育してあげる必要があります。
または、そ
の先、似たようなものを判定しなくてはならなくなったときに、正解をしっかり教えてあげる。
それによって、新たに習得した、正しい判定のほうが優勢になり。
当初はそれでも過去の間違いパターンの影響を受けて失敗することもあるけど、次第に、間違えなくなっていく。
そんな過程を経ないと、あとあとまで、間違った判定をしつづけることになります。
で。
人間の脳も、これと同じことをしています。
人間の脳は、後天的な経験をベースに、新たに出くわす事象に対する反応を決定するんですね。
そのとき、生まれた当初は、利用可能な「スパムかどうかを判定する情報」がスパムフィルターといっしょに脳に置かれるわけです。
当初は、その情報を頼りに、「スパム」つまり、自分にとって、快楽を減らすか苦痛を増やすかするタイプのinputなのか、
「スパムでない」つまり、自分にとって、快楽を増やすか苦痛を減らすタイプのinputなのか、
を、判定します。
その、生まれた当初から脳にある情報が、「本能」です。
そして、だんだん、いろいろな情報に対して「スパムフィルター」を通すことをくり返し、自分の反応パターンを身につけていきます。
どういうinputがあったときにどういうoutputをするとより苦痛が減るのかとか、快楽が増すのかとか、そういうことも学んでいきます。
ところで、そこでの学びは、「スパムフィルター」が間違いを起こすのと同様、誤りを伴います。
例えば、にんじんを口に入れたタイミングで、たまたま、何かの不快な情報が脳にinputされてしまった。
それきり、にんじんを口に入れるという行為は、スパム判定されるようになった。(にんじん嫌いになった)
とかです。
○ああいう苦手なタイプと出会ったら、鳥肌を立てる
○失敗したら、思考を停止する
○計算式を見たら、パニックを起こす
とかも、みな、そういう感じです。
では、どうやって、その「スパムフィルター」の判定パターンを変更させるのかというと。
これは、再度、認識させなおすしかないです。
つまり、過去の判定履歴を引っ張り出してきて、判定内容について、修正してあげる。
または、新たに大量のよく似た体験をしてもらって、そっちでは望ましい判定をしてみたら、より快楽が増した!
という体験をくり返してもらう
ということをさせるわけです。
「過去の判定履歴を引っ張り出してきて、判定内容について、修正してあげる」というのは、タイムラインセラピーとか、インナーチャイルドセラピーですね。
「新たに大量のよく似た体験をしてもらって」というのは、通常の教育現場での、「反復練習」です。
ちなみに、僕は、セミナーでは、その両方の手法を使っています。
そういう教育がしたくて、NLPとかセラピーとかの勉強に自己投資してきているんで ヾ(´ー`)ノ
..ということで、今日はここまで。
NLPとかセラピーとかの話も出てきたので、次回は、タイムラインセラピーとか、インナーチャイルドセラピー以外の手法によって、人間の脳内にあるスパムフィルターの判定基準を変更するアプローチについて解説します。
..と、いうことで。
なんだか、ワケの分からない..というか、パソコン使った研修やっている人のブログぽくない話の流れになっていますが (^^;
まあ、いつもどおりということで ヾ(´ー`)ノ
また、明日!
今日のブログ記事、どうでしょうか。あなたからのフィードバック、お待ちしていますね☆
1. 記憶に…
この接続脳スゴク良いですね!!
サスガ塾長
http://ameblo.jp/acu-trea/
2. 接続脳?
なんだろ。。分からなかった。
スパムフィルターと同じってことなんですが。
スパムフィルターがこういう手法を採用しだしたのは、まだ、最近のことです。
言い換えると、コンピュータは、人間の思考・表象プロセスと同様の概念を実装する都度、大きく前進します。
さいきんでは、複数の将棋対戦ソフトを合議させて次の一手を決定させる、というアルゴリズムも開発されたそうです。。これなんかは、「虫の知らせ」に近いですね。
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/