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パソコンスキルの心技体

ITリテラシーと操作スキルは「○○と○○」の関係

2011年2月6日
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ジーザス小川です。

今日、午前中、髪を切りにいっていました。

前回髪を切ったのが、沖縄に行った11月末直前。
実に、2ヶ月半ぶりでした。。

間が空くのは、まあ、いつものことですが。

作り込みが必要な研修もしばらくないので、この間に、ゆっくりいろいろ調整です。

今日は、『ITリテラシーと操作スキルは「○○と○○」の関係』というお話。

4月~5月の新人研修等の依頼を受けるとき、研修担当の方から、こういう類の依頼を受けることがあります。

「エクセルの使い方なんかについて、いろいろ教えてあげてほしい」

ところが、そのまま企画は決まらないんですね。

打ち合わせは当初はそういうお話からスタートするのですが、いろいろ話をしてしているうちに、「研修の最初から3/4くらいは、パソコン操作のスキルを徹底的に磨く内容にしよう」という話になります。

なぜかっていう話なんですが。

入らないんですよ。

エクセルの機能とかをいろいろお話しても。

操作がおぼつかない人には。

なぜかって言うと、

○まず、その機能を実現するための操作がおぼつかない
○操作がおぼつかないから時間がかかって、疲れる
○だから、教わっても、自分でいろいろ試そうとはしない

ということで、結局、教科書でひととおりなめた、という以上には入らないんです。

ところが、

○タッチタイピング
○基本のショートカットキー

といったところをしっかり入れてからだと、話は異なります。

そうすると、ひとつひとつの機能を再現するときの負荷がぜんぜん少ないから

○「へー、そうなのかー。なるほど、なるほど。」

と、いろいろ試してくれますし

○「あ、じゃあ、こういう場合はどうなるんだろう?」

といった感じで、直接こちらが教えてはいないようなことも、どんどん試してくれるようになります。

そうすると、はじめて、その子にスキルが定着するんですね。

そして、ある程度スキルが定着したところで、別の操作方法なりショートカットキーなりを、ITリテラシーの底上げになりそうな価値観をふくめながら伝えると。

その操作に慣れるまではまた時間がかかりますが、その段階をすぎると、ますます、自分でいろいろ試して力をつけることをしてくれるようになります。

そうすると、また、より高度なことを伝えるための下地がその子の中にできます。

そんな感じのサイクルがあるんですが。

その最初の一歩は、「こんな機能があります!」レクチャーではなくて、「操作スキル」なんですね。

で、その次が「こんな機能があります!」レクチャーです。

そして、その次に、また、「操作スキル」があります。

それが済むと、また、「こんな機能があります!」レクチャーです。

言ってみれば、「操作スキル」と「ITリテラシー」とは、「右足と左足」のような関係です。

どっちかだけが一方的に先行することはありません。常に、一歩一歩、お互いを前に進めるための原動力になる、という感じです。

このブログをお読みのあなたも。

「どうして、自分はPC音痴なんだろう」
「どうして、エクセルを使いこなせないんだろう」
「どうして、パソコンソフトの機能を覚えられないんだろう」

と思われるようでしたら、一度、「ITリテラシー」的なことよりも、「操作スキル」のほうに焦点を置いて訓練を積んでみるとよいかもしれません。

そんなわけで。
では、またあした!

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コメント

One thought on “ITリテラシーと操作スキルは「○○と○○」の関係

  1. 1. おはようございます。
    操作スキル、納得です。
    今回、Excel初心者講座の補助を務めることになったのですが、とても参考になりました。
    ありがとうございました。
    http://ameblo.jp/nackeymama/

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