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パソコンスキルの心技体

自分の「ダム」を決壊させるほどの質量を投入する

2011年1月22日
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ジーザス小川です。

ちょっと、間があいてしまいました。。。今週は、連日、23時~26時帰りくらいです。こんな状況は長続きさせないようにしないと、と思っているところです。

今日は、夕方に税理士さんの事務所に寄って、そのまま直帰でした。ひさしぶりに、自宅で夕食を食べました。。何日ぶりだろう。10日ぶりくらいか?!

さてさて、そんなわけで。

今日は、某超有名外資系企業の営業本部長さんといっしょにランチをしたのですが、そのときにしたお話。

新しいスキルを定着させるために必要なことの例えとして、僕は、よく、ダムの水が溢れさせろ、ということを言います。

標準的な対応でまかなえるくらいの質量の学習では、変化は起こせないんですね。

では、どのくらいの分量までやればよいのかというと、「ダムの水が溢れるくらい」

特殊な事件で自分の容量をオーバーしてしまうくらいなってしまい、ダムの下がまるまる水浸しになってしまうくらいに自分の脳にコンテンツを放り込む必要があります。

そして、そこまでしてしまうと、もう、四六時中その新しいスキルのことで頭がいっぱいになってしまいます。

そうすると、スキルの獲得は時間の問題になります。

英語なんかでも、そうですね。
英語を習得したかったら、「時間がある日に、一日10分」なんて軟弱なことは言わずに、いったん一気に勉強してしまって、頭がパンクするくらいにやってしまったほうがよいです。

そうして、頭の中が英語でいっぱいいっぱいになってしまって、町を歩くときも、英語を思い出しながらブツブツ、道で何かをみかけると、それを英語で表現しないと気が済まない、というところまでもっていきます。

その状態で勉強するとさらに入りますし、頭の中に英語がずっと粘着しているので、本来確保した英語勉強用の時間以外にも自然に復習の機会が得られて、自然に上達するようになります。

例えば、エクセルVBAを習得したかったら、「時間がある日に、一日10分」なんて軟弱なことは言わずに、いったん一気に勉強してしまって、頭がパンクするくらいにやってしまったほうがよいです。

そうして、頭の中かプログラミング言語のことでいっぱいになってしまい、世の中のすべての手続きが自分の知っているプログラミング言語で表現できるんじゃないかって錯覚するくらいまでにいったんなってしまいます。

その域まで達してしまうと、四六時中頭の中がエクセルVBAのことでいっぱいいっぱいになって粘着しているので、放っておいても上達するようになります。

例えば、さいきん受講生からいただいたメールで、下に紹介するようなフィードバックを受け取りました。

こんな風に物ごとが見えるようになってしまうと、あとは達人まであっという間です。

今日の昼休み職場の最上階から街並みを眺めていた時、
マンションの建設現場が視界に入りまして、
基礎や鉄骨などマンション建設の内側を観ることができました。

マンション建設もおよそ標準的な手順に従って
建設現場の人達が組立てていくわけですが、
なんだか、マクロのサブプロシージャに従って
”小人”さんがエクセルファイルを仕上げていく様に似ているな、
とぼんやり考えました。

街づくりも街の中の様々な人の営みも、
色々な「手順」=プロシージャに基づいていると考えますと、
確かに、Excelマクロの勉強は、思考の訓練としても、最適ですね。

なんでもかんでも「エクセルマクロと同じ」と見えるようになってきたら、ゴールはもうすぐです。

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