ジーザス小川です。
昨日のブログの続きです。
昨日のブログ「町の水道屋さん状態でした ヾ(´ー｀)ﾉ」
http://www.exvba.com/blog/?p=1976
宮益坂を隔てた反対側にある、ある不動産会社さんで起こったトラブル。
昨日は、急遽レスキューコールを受け、夜21時に出動したのでした。
そして、とりあえずの解決は、夜中の24時でした。
今日は、その次の日でした。
お昼前、また、その不動産会社さんから電話がかかってきました。
「ジーザス。今日は、昨日の段階よりもっと前のステップで引っかかってしまっているんです。」
とのこと。
昨日ハマっていたよりも前の行程で参照すべきファイルの書式がおかしいそうです。
そこで、昼過ぎまで来客がいろいろあったのですが、15時ごろ、新スタッフの大谷君を連れて、様子を見に行きました。
見てみたところ、問題の箇所は、比較的すぐに特定できました。
そのシステム、工程を経るごとに、最終的にサーバにアップロードされることになる、ある特定のファイルをどんどん加工していくものなんですね。
で、その加工の工程の、別の段階の状態のファイルを処理しようとして、マクロが動作しなくなっている、という状態でした。
よく、あるんですね。こういうトラブル。
で、よくよく調べてみると。
昨日、サーバにアップロードするためにちょっと処理を変更したことで更新されたエクセルファイルがあることが原因だ、ということが分かりました。
（ここでは、仮に、そのファイルの名前を、「abc.xls」とします）
そして、さらにVBAのコードをよくよく調べてみると。
実は、昨日実施した変更は不要で、僕が作ろうとしていたファイルは、それと同じ「abc.xls」という名前で、別のフォルダに保存されている
とういことも分かりました。。
つまり、こういうことです。
○abc.xls という名前の、「加工前の状態」のファイルがある。
○マクロAを実行すると「加工前の状態」のabc.xlaというファイルを加工して、別のフォルダに、「加工後の状態」のファイルを作る。そのファイルの名前も「abc.xls」
で、昨日は、最初から、「加工後の状態」のabc.xlsをサーバにアップロードしていれば良かったんですが。
不動産会社の担当者さんが、「加工前の状態」のabc.xlsをサーバにアップロードして、トラブっていたんですね。
僕が今日した対処というのは、「加工前の状態」のabc.xlsを「加工後の状態」にし、上書きする、というものでした。
ただ、そうしたら、今朝は、「加工前の状態」のままのはずのエクセルファイルが「加工後の状態」になっていたので、別のマクロが誤動作をしてしまった、ということです。
と、言うことで、昨日、僕がいじる前の段階にロールバック。
そして、「加工後の状態」にして別のフォルダにファイルを作るとき、「abc.xls」ではなく、「abc_toupload.xls」というような名前にするようにしました。
そして、担当者の方には、「この”_toupload”のほうをアップロードするようにしてね」ということでお伝えしました。
担当者さんからは、「同じ名前のファイルがいくつもある状態が解消されて、混乱して失敗する可能性が減りそうです」と、好評でした。
こういう、新たに作られたファイルの名前をちょっと変更するだけで物事が解決するようなことも、かなりあります。
マクロの問題というより、ITリテラシー的な工夫でした。
どうしても、マクロで動くシステムというと、高度なロジックだけを追いかけてしまいそうですが。
実は、こういうちょっとしたアナログ仕事でもやりそうな工夫をすることも、ロジックを組み立てる以上に大切なことです。
今月、10月に実施して好評だった「エクセル公開コンサルティング」を、東京と大阪でまた実施する予定です。
http://www.exvba.com/fc/index.php
東京では、1月20日。大阪では、1月28日になると思います。
そのとき、また、会場で、コンサルティングの現場で活用している考え方、フレームワークをお見せしたいと思います。
なるべく簡単な方法であっさり解決するのが、僕のスタイルです。
と、言うことで。
マクロの昨日修正した部分は、修正不要でした。。前任者さんは、昨日から今朝にかけて、濡れ衣状態でした ヾ(´ー｀)ﾉ
今日の夜は、成城学園前で出版セミナー関係の友人とゴハンでした。
明日～明後日は、こんなセミナーに行っています↓。このブログの読者の方でも、会場でお会いする方がいらっしゃるかも。そのときは、よろしくです☆
http://www.nlpjapan.co.jp/2011newyear-training.html
