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パソコンスキルの心技体

「選択肢」を多く持つこと

2010年11月5日
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ジーザス小川です。

昨日は、19時すぎに寝てしまいました。。

実は、さいきん、事務所の移転を考えています。

午前中事務仕事をしたあと、午後から、新事務所候補の物件を見学に行ってきました。

その後、打ち合わせ一件を挟んで、別の物件を見学に。

最近、いろんなものについて、見積もり依頼したり購入したりとしています。
いつも思うのですが、マーケティングや販売について勉強したうえでそういう経験を多くしていると、自分が何かを提供するときにも、何に気をつけるべきかというようなことが、肌で感じられますね。

高くても買いたい営業担当者、いますぐ会話を切り上げて離れてしまいたい営業担当者。
こういうおまけがつくとこううれしくなる、こういうタイミングでこのアイデアを出すと否定されやすい、…。

他の会社と取引をするときだけでなく、社内でのコミュニケーションでも、そういった経験は、とても重要なヒントになると思います。

コミュニケーションについてのいろいろな選択肢について知ったうえで、そのどれをどのタイミングで使うのかということを、理屈以前のレベルで、体感的に選択できるようになると、なお良いですね。

と、いうことで。
今日は、「選択肢」のお話。

日ごろ懇意にしているカリスマメルマガ発行人「佐藤しょ~おん」さんのメールマガジンから。
サラリーマンで年収1000万円を目指せ。

☆ 選択肢を絞っちゃダメ

引き続き選択肢について話をしようと思います。

仕事に於いては、ダメな人ほど選択肢を絞ろうとするんです。その理由に、

 
  ▼ 決断のプロセスが楽になる

  ▼ 多くの可能性を考えるだけの頭脳がない

  ▼ 思考のロジックが短絡で、少数の選択肢しか思いつかない

という背景があるのです。

私はプロの将棋の世界が好きで、そのあたりの本もよく読むのですが、将棋というのは(多分囲碁も同じだと思います)、終盤になればなるほど選択肢が少なくなるのです。

もっとも選択肢が限定されるのは、詰みが見えた局面で、ここからは王手、王手の連続でゲームが終わるわけです。

そして序盤から中盤という混沌とした場面では、選択肢は無限に見えるくらいたくさんあるのです。

そして指し手として、「自分が不利になった」時、強い人というのはどうするのか?というと、

  ● 局面をより複雑にする手を選択する

のです。

つまり、自分で自ら、深い森の中に入っていく事を選ぶのです。

簡単で分かりやすく、先が見える手を指すようでは、不利な状況というのは打開できないのですね。

自分でもどっちの方角が正しいのか分からない、だけど相手も同じく分からないという手を指す事で、不利な状況をリセットしようとするのですね。

ビジネスでも同じで、大きなテーマ、難しいテーマというのは、そもそも簡単に答えが見つかるわけがないんです。

そんなに簡単に答えが見つかるのであれば、とっくに先人の誰かが手を付けているのですよ。

それが出来ないからこそ、「難しいテーマ」なのです。

それなのに、パッと見で分かるような選択肢を議論してもダメなのです。
そんなモノは、とっくに誰かが検討をしていて、「こりゃダメだ」という結論が出ているのです。

こういう時に、(出来る、出来ないは別にして)余人が思いつかないような選択肢を提示できるかどうかというのが、即ちその人のビジネス力なのです。

複雑化された局面で、相手も間違えそうという状況で、最善の手を指すという事が、「強い」という事なのです。

そんな時には、「どの選択肢が楽に出来そうだ」とか、「早く結論を出したい」という欲求を思考の外に置かないといけないのです。

こういう事を言うと、「それじゃ、効率が悪くなるじゃ無いですか?」と突っ込む人がいるのですが、効率という事を云々するのは、「作業のレベル」になってからなのです。

思考段階に於いては、楽をしてはいけないのです。

おでこに青筋が立つくらい、ウンウンと唸るくらい思考を深めないといけないのです。

この状態を、「脳みそが汗をかく状態」というのですが、ここで手を抜く人は大成しないのですよ。

反対に、選択肢が決まり、議論の後、「これでやろう!」と決めた後には、

  ● どうやってそれを楽に実現できるか?

という、効率や生産性に目を向けるのです。

思考の段階で、「楽をしよう」と思うからダメな結論、役に立たない施策になるのです。

ちなみに、僕は、将棋二段ですが。

このお話、とてもよく分かります。

選択肢が多い局面ほど、頭を使わないと解決できない問題が多くなり。
そして、その状況で頭に汗をかかなかったほうが沈んでいきます。

だからと言って、「じゃ、間違えないようにしよう」と選択肢を減らしてしまうと。
今度は、より多くの選択肢から正しい選択をしてきた相手に抜かれてしまいます。

結局、選択肢を多く持ち、そして、頭に汗をかいてそれを解決していける人が、最終的な勝者になれるんですね。

「願望・信念・情熱!願望・信念・情熱!」

といった、自己啓発セミナー的、単純明快な思想だけではダメなんですね。

いや、そういう思想大事なのですが。

その背後に、同時に、

「冷めた脳で俯瞰する姿勢」

のようなものも、必要、という訳です。

僕の痛い経験について話すと。

僕は、前の会社に転職するときには、

「願望・信念・情熱!願望・信念・情熱!」

でやっていたので、契約の段階でかなりの失敗をしました。

「願望・信念・情熱!ですべてを解決する!」

とか、そんなノリで、自分を追い込んで、追い込んでいく方向に向かって契約を進めてしまいました。

今思うと、かなり危険なヤツでした(笑

当時の自分に、

「冷めた脳で俯瞰する姿勢」

があれば、また違った戦略を採っただろうと思います。

これから転職する人、プロジェクトで重要な役割を任される人は、ぜひ、注意してくださいね。

今日は、午前中必死こいて仕事をしたあと、午後から、貸し会議室の見学、移転先候補物件の見学に行ってきます。

そのあとは、無料公開セミナー「無料エクセル公開コンサルティング」です。
http://www.exvba.com/fc/index.php

現在のところ、30名弱の申し込みがあるようです。
二時間と、限られた時間しかありませんが、みなさんにお会いできるのがとても楽しみです。

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