酒井英之さん著「仕事が出来る人、会社に必要な人」に関連して、さいきん思っていることをちょっと書いてみたい。
「仕事が出来る人、会社に必要な人」
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会社勤めの中で着実に成果を出し、ふさわしい待遇を得て出世していくためには、実は、2つの条件を満たすことが必要だ。
1.「Excelマクロ」のような、武器を持つこと。
2.仕事を進める上での正しい戦略を持ち、それに基づいて行動していくこと
ここで、正しい戦略を持つことの重要性について象徴的に表現すべく、以前、こんなスライドを作ったことがある。
武器だけを獲得して、使い道をしらないまま迷走していても、なかなかチャンスは訪れない。
実際には、そのスキルを活かしてキャリアアップしていくための正しい方法性を持たなくてはならない。
「正しい方向性」がないと、その人は、せっかくスキルを獲得しても、真ん中の絵のように、キャリア・アップの戦略としては明らかに誤り名選択をしてしまい、そのまま突き進んでいって自分のキャリアを傷つけてしまうだろう。
あるいは、右の絵のように、勢いに任せて同じところをグルグル回りつづけるだけのネズミ花火のような仕事ぶりを続け、体を壊してしまうかもしれない。
そういう事情もあるので、達人養成塾「Excelマクロ初中級速習コース」では、「武器を身につけること」と、「身につけた武器をどう会社の中で活用すれば、キャリアアップにつながっていくのか」ということを、セットにして話している。
特に、「エクセルマクロを覚えたい目的は、単にマクロを覚えたいからというわけではなくて、仕事を効率的に片付けることをキャリアアップにつなげていきたいからだ」という方には、達人養成塾のセミナーはお勧めだ。
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ところで、話は少しそれるのだが。
今回紹介したスライドの左の絵と中央の絵に関連して。
「明日に向かって走れ」と「明後日に向かって走れ!」だと、「明後日」のほうがより先の未来にフォーカスして努力しているはずなのに、どうして、「明後日」のほうがアテにならない感じになるのか、気になって調べてみた。
すると……。
「明後日紺屋に今度鍛冶屋」という言葉が辞書に載っていた。
明後日紺屋に今度鍛冶屋(または、「明後日紺屋に今晩鍛冶屋」とも言う)
(紺屋と鍛冶屋は注文した日に品物が間に合わないことが多かったところから)信用できないこと、約束が当てにならないこと。
小学館 「国語大辞典(新装版)」
勉強になった。