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完璧な設計だとわかるのは、付け加えるものがなくなったときではなく、取り除くものがなくなったときで

2010年10月15日
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「完璧な設計だとわかるのは、付け加えるものがなくなったときではなく、取り除くものがなくなったときである」

この言葉は、横田尚哉さんの著書「ワンランク上の問題解決の技術」の「おわりに」に紹介されていた言葉だ。

「星の王子さま」の著者、サンテグジュペリの言葉だそうだ。

塾長は、学習法についても、同じことが言えると思う。

あれこれと聞きかじった手法を取り込んでゴチャゴチャと収拾がつかなくなるより、シンプルな理論の延長で自ずと決まる勉強方法を徹底してやることである。

横田さんは、この言葉のあとに続けている。

「私たちは豊かさを求め、便利さを求め、次々といろいろなものを付け加えてきました。気がつけば、どれが必要で、どれが必要ではないのか、わからなくなってしまいました。イザというときに、取り除くことができなくなってしまったのです。」

私たちも、それぞれが真に追い求めたい幸福に直接関係ないことは極力排除していき、自身が追求したい幸福にもっと集中するべきではないだろうか。

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