失業訓練校時代の同窓生2人と飲みにいった。
ひとりは塾長と同年代の女性、もうひとりは、50代になったばかりの男性。
目的は「クラス会のための下見」ということになっていたが、要するに飲み会。
19時半に中目黒で待ち合わせ、最初に下見にいった候補のお店が入れなかったため、そのまま南青山まで移動。
表参道駅近くにある鳥料理屋でいろいろと飲み食いし、結局「ここでいいか」「いいでしょ」という話の流れに。
これで、次回のクラス会については、めでたくほぼ決定となった。
その後、ちょっと入ったところにある喫茶店でお茶をして、家に帰ってきた。
塾長が失業訓練校に通っていたのは、もう5年以上前のことになる。
そんな当時の仲間が、よく続いてきたものだと思う。
続いて来れた大きな理由は、たぶん、クラスの雰囲気作りに同窓生全員が協力的だったことだろう。
ちなみに、塾長が通っていた失業訓練校で習った科目は、経営と統計、マーケティングリサーチをセットにした3ヶ月間コースみたいなものだった。
ケースを扱ったグループディスカッションやマーケティングリサーチの簡単な実習を協同で行う機会も多く、修了までに、ほとんどすべての同窓生と同じテーブルのチームになることができた。
ちなみに、塾長が失業していた頃というのは、折しも、失業率が過去最大だった時期。
しかし、失業訓練校に行くには、逆に、そのことが良い方向に作用していたようだ。
というのは、失業者の質が高かったのか、同窓生は皆キャリアもバラバラだったが、クラスのメンバーの質がとても高かったのだ。
個々の同窓生がどういう人だったかについては改めて書かないが、例えば、数字になるところで示せば、「30名強しかいなかったメンバーのうち、TOEICで900点を超えていた人が4人もいた」とか、そんな感じである。
ひとりだけあげれば、僕の横の席で3ヶ月いっしょだった女性は、西武グループで長年堤会長などの秘書をやっていた方で、その後は、ISO取得のコンサルティングをしている。彼女のご主人は、誰でも聞いたことのある大手家電量販店も手がけたことのある企業再生のプロフェッショナルだった。
後には、起業のとき、塾長は、その彼女にかなり支援していただいた。
そんなわけで。
このブログの読者の中には、さいきんリストラされて大変な状態だという方もいるかもしれない。
とはいえ、考えようによっては、今のあなたのその境遇は、思わぬところで質の高い出会いに結びつくチャンスかも知れない。
「休日は追いつくチャンス、平日は追いぬくチャンス
」というエントリーでも書いたが、まとまった休みと考えれば、この機会は、じっくり勉強できるまたとないタイミングかもしれない。
実際、塾長は、失業していた時期に大事な人との出会いを多く経験したし、失業訓練校でじっくり勉強する機会を持てたおかげで、後に、早稲田大学オープンカレッジで統計学を教えるようにもなった。
あの時期がなければ、今の塾長はないだろう。
考えようによっては、「失業もかけがえのない大チャンス」である。
逆境をチャンスとするために、「今社会に起こっている変化によって、どんなところに新しいチャンスが拡がっただろうか?」と考えてみるのも良いかも知れない。
参考:
休日は追いつくチャンス、平日は追いぬくチャンス
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/entry-10621889496.html