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Open jaw – 行きの到着地と帰りの出立地の異なる旅行

2010年9月24日
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最近あまり更新できていないが、塾長が娯楽として作っている個人ホームページとして「こねこねのさいと」というものがある。

http://www.konesite.com/

10年ほど前から、そのときそのときの興味にあわせてコンテンツを書きためてきたもので、書いていることの範囲も、「語学」「公認審判の目から見たサッカー」「NHK教育テレビの感想」「世界一周旅行」など、ごった煮状態だ。

で、その中に、「世界の慣用句」というネタがある。

http://www.konesite.com/usage/index.html

これは何かというと、ホームページトップにも書いているが、

『直訳すると「lay on the butter (バターの上に横たえる)」「beat a person to a pulp (一人の人間ををひとつの製紙原料になるまで打つ)」などとなりまったく解釈不明になる外国語の慣用句をシーンとしてリアルに想像し、あれこれ勝手にコメントを添える』

という、まあ、ただのジョークで作ったお気楽コンテンツだ。

で、その中に「open jaw (開いた顎)」という項目がある。

塾長のコメントは、こんな感じ↓

> こりゃまた関連性のまるで不明な慣用句。日本語の解説もまた意味不明。

> Google.comで検索してみると、飛行機の行き先、帰りの便の出発地がそれぞれ異なるというような使い方をしているシーンを発見しました。なるほどね。

> それにしても、何故に "open jaw"?!

> 僕の想像力を絶しています。まいった。降参。

そうすると、さいきん、匿名で以下のようなメールを受け取った。

> Open Jawの意味ですが、Openは「開く」Jawは「顎」で「顎を開いている状態」。図にすると分かるのですが、往路の到着地が復路の出発地が違うと口を大きく開けている状態の図になるので、Open Jawと言います。

なるほど。ということで、ひとつ賢くなった。

どこのどなたか存じ上げぬが、わざわざ教えてくれた方には、感謝したいと思っている。

インターネットの良いところは、コンテンツを蓄積していくと、過去の自分のコンテンツがこうして自分を助けてくれることである。

例えば、この場合は、だいぶ前に感じた疑問について、(正直に言うと、本人はほとんど忘れていたのだが)こうして知識を提供してくれる方が現れる。

人に見せようと思って書いている文章は、それなりに思考を整理し、推敲して書いているものだから、あとで自分の思考をさらに高めていくためのツールにもなる。

昨日は、「文は人なり」というタイトルでエントリーを書いた。

http://www.exvba.com/blog/?p=1886

それにも係るが、人は結局、長期にわたって自分の文章を偽り続けることはできない。

それは、逆に言えば、人に自分を語るときには、自分の文章を見せるのが簡明だということでもある。

塾長も、このブログと「こねこねのさいと」を見せれば、だいたいどんな人間なのか理解してもらえるので、話が早くて楽だと思うことが多い。

http://www.konesite.com/

もっとも、塾長の場合は、個人ホームページのコンテンツがあまりに幅広いので、「ホームページを見たら、ますますとらえどころがなくなってきた」という意見もよく聞かされるのだが (^^;

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