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文は人なり

2010年9月23日
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先日のエントリーで、こんなことを書いた。

> 悲観的な将来を予言する人、希望的な将来を予言する人。

> 彼らはすでに、そういう価値観を頭の中に持ち、その価値観にそれらしさを装わせるために、後づけで、たまたま自分にとって都合のよく見える部分を抽出してそれを根拠としているのである。

> であれば、身近な人が何か将来について予想を公表しているときにも、「その予想を立てるこの人の頭の中はそもそも普段どういう思考でしめられているのだろうか?」という視点でそれを観察する必要があるだろう。

「ある人が立てた未来予想というのは、その人の普段の思考をそのまま表している」ということだ。

http://www.exvba.com/blog/?p=1885

これは、何も、未来予想に限らない。人のあらゆる言動は、その人の普段の思考をそのまま表している。

それが未来予想だろうが、現代批評だろうが、人物評価だろうが、その人の思考パターンを如実に表しているという点ではまったく同じなのだ。

だから、誰かがどんな思考パターンを持っているのか気になったときには、その人の言動を観察すればよい。

もっとも、「観察する」というと、一定時間その相手を追いかけなくてはならないのでちょっと大変だ。

ということで、もっと簡単な方法をお話ししたい。

その方法は、実に簡単。

誰かの思考パターンを調べたかったら、ブログなりmixi日記なり、ちょっと前ならホームページなり、その人が恒常的に書き続けている文章をざーっとスキャンしていけば良い。

人間が一日に受け取る刺激は無数にある。そんな中で、その人がわざわざブログやmixi日記などに書きたいと思う程までに激しく反応したことは何か。そして、どう反応したのか。

ブログやmixi日記があるということは、そういう、その人が強く反応する刺激と反応のパターン(発した感情)についてのログが残っているようなものだ。

「文は人なり」とも言う。自分を偽ったままたくさんの文章を書ける人間はいない。

そういう視点で、あなたの身の回りの人の文章をスキャンしていくと、また面白い発見があるかもしれない。

ちなみに、そのときには、それを書いた人の反応のパターン、つまり、発した感情に注意しながら見ていくと良い。

何故なら、外界からの刺激に対してどういう感情を選択するかを決定できるのは本人だけで、実は、その人がどういう境遇で何を体験したかではなく、その本人が選択した感情のほうがその人をそのまま表しているものだからだ。

外界からの刺激と感情の選択のことについては、追ってまた書いてみたいと思う。

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コメント

2 thoughts on “文は人なり

  1. 1. 文は人なり
    その通りだな~・・・・

    ここ最近の塾長のブログの変化にも

    なんだか私は個人的にワクワク^^

    これは気のせいだろうか~

    不思議なジーザス。素敵です。
    http://ameblo.jp/acu-trea/

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