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ビジネスデータ分析

2010年9月5日
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達人養成塾 小川です。

昨日は、ビジネスセミナーに行っていました。

どんなセミナーだったかというと、「マーケティング系のデータ分析」をテーマにしたものです。

内容としては、主に、インターネット広告を出稿している人のための、数値分析セミナーという感じでして。

○インターネット広告の管理画面で出てくるいろんな数値データのうち、何は、毎日チェックするべきかとか
○特に問題ないときに行う改善活動としては、どういうデータに着目して何を行うべきかとか。
○「急に問題が発生した!」という時には、どういう風に問題を切り分けていくかとか。

そういうお話でした。

で。

管理画面上にあるデータをエクセルの表に落とし込んで分析する方法についても、いろいろ紹介されていました。

その話を聞きながら、

「分析とか、Excel VBAを使いこなせると、楽だよなー」

と思っていました。

内容的に、特にエクセルに習熟していない人でもできるようなお話がされていたのですが。

○もう一歩踏み込んだデータの蓄積をしたい
○さらに深いデータの管理をしたい

といった場合には、Excel VBAを使いこなせると、ぜったいに便利です。

道具に習熟していると、

○たくさんデータを蓄積することも苦ではないし
○大量のデータを元にかなり深いレベルのデータ分析をするにしても、苦ではないし

ということで、やれることのレベルがケタ違いになっちゃうんですね。

そういうことで生じる差って、自然に大きく広がっていってしまいます。

このブログでも、ちょっと前に、こんな受講生の声を紹介しました。

1件当たりの作業工数が15分程度のわずらわしい手入力で行う登録作業があるのですが、2日間で200件の登録をして欲しい。という依頼が来ました。

おそらく私の前任者であれば、「無理です」と2つ返事で断りを入れていたところでしょうが、私はこの話が来たとき、VBAでやれるかも。と感じました。

『仕事が増えて「泣いて喜ぶ」か「泣いて悲しむ」か』
http://www.exvba.com/blog/?p=1813

そして、結局彼は、その仕事を、期待されていた以上の品質で終えてしまいます。

以前小川さんのお話の中で、プログラミングの効果が絶大なので、データ量が多ければ多いほど、喜んでしまうという話が記憶に残っているのですがこのときの私も同じ状況で、もう一人の作業者は「いや、無理だって。」って言うのを横目に勝手にテンションが上がって、わくわくしていたのを今でも忘れません。

『仕事が増えて「泣いて喜ぶ」か「泣いて悲しむ」か』
http://www.exvba.com/blog/?p=1813

仕事の成果というのは、

成果 = 「その仕事ので生じる付加価値」 x 「要領の良さ」 x 「速さ」

のかけ算で決まります。

そのとき、「要領の良さ」って、大事なんですね。

「エクセルマクロを使いこなせる」とかも、ここで言う、「要領の良さ」のひとつです。

いくら、高度な分析手法について知っていても、自分で扱えるデータの量とか、実作業としてできる分析の深さといったところで制約があると、たいしたことはできません。

なんですけど、Excelマクロを使いこなせるようになると、そういう壁がなくなってしまうんですね。

まあ、マクロに限らず、「やり方を工夫すること」って、みなそうなのですが。

爆発的に成果を挙げたいとなったら、やっぱり、VBAの効果は強力だと思います。

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