早稲田大学オープンカレッジの統計学講座で講義をさせていただいた関係で、オープンカレッジの看板講座「12時間で学ぶMBAエッセンス」を含むいくつかの講座の年次総会に出席させていただいた。
塾長は、今でこそ講師として統計やマーケティングリサーチについて熱く語る機会を持たせていただいているが、実は、ほんの5年前まではそんな知識はまるでなかった。
30才を過ぎたころに患った難病「ネフローゼ症候群」の療養のため会社を退職し、失業給付をもらいながら通った失業訓練校が実は早稲田大学オープンカレッジの「MBAエッセンス」の内容を3ヶ月かけて学ぶ講座で、そこではじめて統計・マーケティングリサーチの面白さを知ったのである。
そして、そのまま入れ込んで勉強し、面白さを人に伝えて歩いている間に、今の自分に至ってしまった。
言ってみれば、塾長は、自分の母校で講義をしているようなものだ。
各種講座の総合コーディネートをされている内田学先生によると、自らが話す側にまわっているう卒業生というのは、今のところ塾長だけだそうだ。
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年次総会は、「12時間で学ぶMBAエッセンス」で学ばれ、それから実際にMBA課程に進学された4名の方のお話しを聞くことからはじまり、乾杯、講師紹介、様々な講座を修了されたみなさんの紹介などが、歓談を交えながらされていった。
こういう集まりに来ている方というのは、総じて意識が高く、価値観、持っているスキルのレベルなどなども魅力的な方々が多い。
今回の集まりでも、専門学校出の叩き上げのエンジニアからスタートしてMBAを取得された方、エグゼクティブハンティングの専門家、英語日本語に堪能な韓国人ITコンサルタント、大手外資系メーカーのマーケティング担当者、会員数500万人を超える著名ITベンチャー企業の企画担当者、弁護士など、錚々たる方々が来られていた。
塾長にとっても、大変よい刺激を受けた楽しいひとときであった。
おそらく、同席された多くの方が同じ感想を持たれたであろう。
実は、この年次総会に来られていた方には、共通の要素がある。
その要素とは、彼らは学びのために行動したということだ。
講師のみなさんは言うに及ばず、修了生のみなさんも、講座に申し込み、講座を受講し、無事修了するまで学ばれたからこそ、こうして年次総会で意識の高い多くの方々と交流する機会を得ているのだ。
実は、学ぶために行動することには、学んだことそのものからだけではなく、それ以上に多くの収穫を得ることができるという面もある。
端的に言えば、あなたが対価を払ってでも行きたいセミナーには、あなたと同じニーズに同じ額の対価ならば喜んで払うという人たちが来ている。
彼らとの出逢いには、いったいどのくらいの価値があるだろうか。
達人養成塾塾長ブログを読まれているあなたが、もし今の人間関係や仕事など、今いる世界に物足りなさを感じているようであれば、そのときには、社会人のための学びを提供しているところに一度積極的に足を踏み入れられることをお勧めする。
きっと、新しい価値観、新しい出逢いを得ることができるだろう。
「行動すれば次の現実」という言葉もある。
自分が動くことで取り巻く世界が変わるのであれば、こんなに簡単なことはない。