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パソコンスキルの心技体

ラブレターを書くように

2010年5月16日
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達人養成塾 小川です。

このブログを書いているのは、5月16日。
連休明け最初の週末も、終わろうとしている日曜日です。

東京はすっごいいい天気です。

晴れ晴れしていて、暖かくて。
休日らしい静けさにつつまれていて、めちゃくちゃ幸せです ヾ(´ー`)ノ

さてさて、それで。

今日は、慶応大学の女子大生さんがインターンで来ています。

お昼に、パンを食べながら世間話 ヾ(´ー`)ノ

で、そのときに出た話題。

彼女は、中学~高校時代に、数学の先生から、「数学の答案は、ラブレターを書くように書きなさい」というように指導をされてきたようです。

「相手に伝わるよう、分かりやすいよう、読む相手に愛情が伝わるよう」とか、そんなところが理由らしいです。
(微妙に違ったかもしれないけど、だいたいこんな話でした)

で、話をしていて、「それって、VBAでプログラムを書くときも同じだよなぁ」と感じました。

○インデントをきちんとそろえる
○モジュールの名前を、その機能が分かるものにする、
○Select, Selection と連続で登場してくるところがあったら、読みやすく修正する
○コメントを適切に入れていく

..などなど。

マクロを書くときの発想には、そのプログラムを読む「エクセルの中の小人」とか、「あとあと、そのプログラムを読み返すときの自分」とか、「引き継ぎでそのプログラムを読むことになるであろう誰か」に対する愛情が不可欠ですね。

で、そういう「愛情」みたいなものは、やはり、人のプログラムを読んでいると、感じられます。

僕は、仕事で、受講生の書いたマクロを添削することがあります。

その添削のとき、最初に何をするかというと。

実は、VBEを開いたあと、書かれているマクロをざーっと全体を通して眺めて、それを書いた人が、どれだけ、「あとあと、そのプログラムを読むであろう人」への配慮をしているかを「感じとります」。

中身なんて、詳しく見ないんですね。まずは、感じ取ります。

そして、「あー、この人はイケてるなー」とか、「あー、この人は、まだまだイマイチだなー」といった感想を抱くわけです。

あなたの書いたマクロは、いつか、誰かの目に留まります。

そして、そのときの印象が、そのままあなたの口コミになります。

ですから、普段から、それを読む相手を「ラブレターのように」おもんぱかったプログラムを書くようにしたいですね。

相手への配慮が十分なマクロを書いていると、ひとつひとつのそれらの作品が、あなたに対する評判を押し上げ、あなたの成功を手伝ってくれます。

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