前回の記事のつづきです。
前回の記事「エクセルマクロを書く人のための、3つのQuoteその1」
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/entry-10530770830.html
最近、エクセルマクロ達人養成塾のセミナーで必ず言うようにしている「エクセルマクロをを書く人のための、3つのQuote」というのがある。
今回は、その2として、以下の言葉を紹介します。
There are two types of knowledge. One is to know a thing. The other is where to find it.
(知識には、2つのタイプがある、その一つは、「知っている」ということ。そしてもう一つは、「どうすればその知識を得られるのか」を知っているということ)
– Samuel Johnson
マクロを書くのが得意な人というのは、「マクロについて、何でもかんでも脳みそにたたき込んでいる人」ではありません。
「知らないこと=自分にはできないこと」という人は、できることがきわめて限られてしまいます。
それは、その人にとっては、知らないことについてはどうしようもないからです。
実は、Excel VBAに限らず、プログラミングが得意な人というのは、以下のような力を持った人なのです。
○「そのプログラミング言語での構文のパターン」や「開発環境が持っている開発支援機能を使って、素早くマクロを書く方法」といった知識がしっかり身についていて
☆自分がやり方を細かくは知らない機能を使うときには、調べ物をすばやくすることができて
○調べたことを、自分の知っている知識と組み合わせて、すぐに利用できる人
上の、☆で挙げた項目が、冒頭に紹介したSamuel Johnsonの言葉。「『どうすればその知識を得られるのか』を知っているということ」につながります。
達人養成塾で、2日間のセミナー(と、1ヶ月~のフォローアップ)だけで、受講生が本当にエクセルマクロを自由に使いこなせる理由は、この方針に従って講義を作っているからです。
達人養成塾の講義では、「Excel VBAエキスパートのような資格を取るための試験対策」といったことは一切やりません。
セミナーで扱うのは、ひたすら、現場で役に立つ「サバイバルのノウハウ」です。
以下は、参考になる、過去の受講生の声。
http://www.exvba.com/closed/img.php?path=vba&img=voice%2fsokushu_support33.jpg&path=vb
「実務で使える技だけ教えます」という広告。
軽い気持ちで申し込んだセミナーは大当たりでした。
広告文通り、資格試験などには目もくれず、ひたすら「実際に」マクロを組むのに必要なスキルを体系的に、「手を動かしながら」インプットしていく様は、独学が得意な私の学習ペースよりもスピーディでした。
セミナー後のフォローもめちゃめちゃ手厚く、高度な質問に対応していただきました。
今ではなにかあればまずマクロでできないかを考えるほど、主要なツールの一つになったことに感謝です。