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某外資系企業でのエクセルマクロ法人研修

2010年4月15日
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4月ということもあり、法人研修で忙しい。

昨日~一昨日は、港区にある某大手外資系ソフトハウスで社内研修だった。
研修生10名が2つのグループに分かれ、それぞれ、一日4時間ずつのメニュー。

テーマは「エクセルマクロ」を活用した業務改善。
研修生のレベルは、1人が「自動記録」でマクロを書いたことがある程度。あとの9人は、「上司(小川のセミナーの受講生)」が書いたマクロを見せてもらった、使わせてもらった、という程度。

研修終了後のゴールについてはイメージはできていたが、どういう順番で何を話し、どこでどういう実習を入れるかは、研修生の興味の方向を探りつつ、様子を見ながらその場で判断。
アドリブで決定しながら研修を進める。

自分で言うのも何だが、相手の興味にあわせてどこからでも教えられるというのは、自分の強みだと思う。
テキスト、サンプルコードとも、普段から、どこからでも教えられるように作り込みをしてあるので、こういうときに便利だ。

法人研修の良さは、個人向けの講座とは異なり、研修生の勤め先の企業の業種、職種、具体的な仕事内容をベースにカスタマイズした講義内容にできること。
その分即効性も高くなるし、研修生にとってもより高い関心を持って臨める研修になる。

あと、研修生の関心を高めるためにしていること。
それは、研修前には、必ず、単に「エクセル仕事を効率化できる」というだけではなく、「この手法を覚えることは、『今後のキャリア作りをしていくうえで』、あるいは『人生を豊かにしていくうえで』どういう価値があるのか」ということを、必ず伝えること。

僕が研修をするとき、単なる「IT研修」にするつもりはまったくない。
その研修生全員の今後の人生を一変させるために、最大限のことをしようといつも思っている。

彼らがこれから職場でどういう成果をあげ、どういう活躍をしていくのかが、とても楽しみだ。

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