最近、ジョン・マクスウェルという著者の啓発書にハマっています。
元はと言えば、ずいぶん前にブックオフで見かけて購入した「その他大勢から抜け出す成功法則」を、機会があって読んだのがきっかけ。
その後、ばたばたと、
○夢を実現する戦略ノート
http://bit.ly/9bvpGF
○「勝負強さ」を鍛える本
http://bit.ly/99uKBK
○ありきたりの毎日を黄金に変える言葉
http://bit.ly/9L5ORS
○この人についていきたいと思わせる21の法則
http://bit.ly/cVnYJL
と、読み込みました。。。
この人の本、書いてあること自体は、とりたてて斬新ではないかもしれませんが、筆致力がすごい..。
話の展開に勢いがあって、引用も上手に利用して、どんどん話が流れていく感じです。
この本は、読み物として楽しむだけでなく、引用句の狩り場としても(?)利用価値が高いです(笑
おもしろいエピソードなどなどはいろいろ採集できるのですが、その中で、今の気分にあわせてひとつだけあげるとすれば、以下のものはおもしろかったです。
ニューヨーク・フィルハーモニーで演奏するコンサートピアニストとなり、後には、ジュリアード音楽院の校長、メトロポリタン・オペラ・アソシエーションの演出家としても活躍したジョ・アースキンは、14才のころ、ピアノの先生にこう尋ねられたという。
「あなたは週に何回、どのくらい練習しているの?」
彼は、答えた。「毎日1回、1時間強は練習している。」
すると、先生にこう言われたらしい。
「それじゃ、だめだわ。大人になると、時間というのはまとめて長く取れなくなるものなの。たった数分でも、時間が取れたらいつでも練習しなさい。5分か10分でいいから、学校に行く前や昼食後や、日常の雑用の合間にね。練習を一日の全体に広げていけば、音楽はあなたの生活の一部になるわ。」
「オン」と「オフ」を切り替えないで(あるいは、こまめに切り替えて?)目標に向かう人とそうでない人の差は、大きなものになります。
「たった数分」でも、着手できたことは、その人の習慣の一部になります。
僕も、そういうところの認識を改めて、これまで以上に、成果にむけてこまめに行動できる人間になろうと改めて感じました。