達人養成塾のエクセルマクロ初中級速習コースを修了し、現在フォローアップ中のある受講生から、以下のようなメールを受け取った。
仕事の量が増えても簡単には人を増やせない状況です。
派遣先で数名のプロジェクトで動いているので、こなせる業務は限られています。
そのためいかに今の業務を効率的に進めるのかをせまられていました。
今までは業務量を減らすことしか考えていませんでした。
でもマクロを活用することによって今よりも多くの業務量をこなせることができ、かつ生産性が向上することに気がつきました。
正直なところもっと早くマクロを勉強すればよかったと思います が、遅れを取り戻しマクロの達人になることを目標にしたいと考えています。
また、ロジカルシンキングを世間で聞いてはいましたが、あらためて必要性を感じています。
これに対して、小川が送ったのは、以下のようなメール。
○○さん、
達人養成塾 小川です。
> 今までは業務量を減らすことしか考えていませんでした。
> でもマクロを活用することによって今よりも多くの業務量をこなせることができ、
> かつ生産性が向上することに気がつきました。
これは、大事な視点です。
そこに気づかれたのはさすがですね!
小川もよくセミナーでお話するのですが、マクロを使える人と使えない人との大きな差というのはそこに現れます。
例えば普通の人だったら、仕事で任されるデータの数が300件から3000件に増えたら、とても嫌な顔しますよね。
それは、単純にその人のやらなければならない仕事量が10倍なるだけだからです。
ところが、マクロを使いこなせるにとっては、仕事で任されるデータの数が300件から3000件に増えることというのは、むしろ、「途方もない大きな喜び」だったりします。
それはどうしてかというと、扱うデータが10倍なるというのは、自分の書いたマクロがやってくれる仕事の生産性が10倍なるということだからなんですね。
つまり、普通の人だったら嫌がってしまいやりたがらないような仕事がマクロを使える人にとっては大きな成果を上げる大チャンスになるんですね。
> 正直なところもっと早くマクロを勉強すればよかったと思いますが
Better later, than never.
小川も、マクロ覚えたのは30歳なってからのことでした。
新しいスキルを身につけるのに遅すぎることはありません。
むしろ、それまで遠回りをしていたからこそ分ることも人生には沢山あります。
○○さんにとって、これからの日々が素晴らしいものになることをお祈りしています。
達人養成塾 小川