南米チリで、大地震が起こった。
チリの首都サンティアゴから南へ300キロほど、コンセプシオンの町からキロほどのところが震源地だったらしい。
小川にとって、海外で一番縁のある国はチリだ。サンティアゴには友人も多く、メールで連絡を取ろうとしているのだがなかなか繋がらない。
僕の友人はサンティアゴでも比較的裕福な地域と言われている東側の地区に住んでいる人たちが多い。
(僕がお世話になっていた画家の夫婦のご自宅は、もう、アンデス山脈ののすぐそば。自転車で30分も走れば、きつい上り坂が始まりのところだった)
一応大丈夫だろうと思うのだが、もろもろ心配ではある。
コンセプシオンでは、略奪も起こっているらしい。どの程度の混乱が起こっているのかは情報が少なくて正直よく分らない。
だが、あの国の人たちがそんな事をしているのかと考えると、何ともいえない気分になる。
チリといえば、南米でもかなり治安の良い方も国なので正直びっくりだ。
どのくらい治安が良いかというと、サンティアゴでは、夜中でも女性が1人で市街地を歩けるくらい。日本では当然のことかもしれないが、再び日本離れてしまうとそんな国はめったにない。
写真は、以前サンティアゴで撮ったもの。
アンデス山脈の近くで撮った、ある日の夕方の、夕日を反射する山の写真。