エクセルマクロ・VBA達人養成塾
小川です。
http://www.exvba.com/vb/index.php
以前、「モニターの前で指さし確認する人は、仕事がデキる!」という趣旨の話をしました。
今日は、その続き的な話というか、何というか。
先週金曜日から、新しいインターン生が来ています。日大三年の、女子大生です。
この子が、びっくりするくらいにスジがいいっ!!
日曜日の朝、3時間くらいエクセルマクロを教えたのですが。
まったくのゼロから、「文字列操作関数とFor Next構文を組み合わせて、住所リストにある複数の住所を分割して転記していく」というくらいのマクロを作れるようになりました。
びっくりですわ ヾ(´ー`)ノ
で、その彼女なのですが。
やっぱり、プログラムの中身を確認するとき、指をさしています。
あと、声に出して復唱することも、よくします。
おそらく本人は無意識ですが。
例えば、僕が、「ツールの、マクロの、新しいマクロの記録をクリックして!」というと。
「ツールの、マクロの、新しいマクロの記録…」と、ぶつぶつ言ってから操作を開始します。
これが、大事なんですよね。
アナログの世界でも、厳しいところでは、仕事がデキない人に限って「復唱しろ!」とよく怒られますが。
デジタルの世界でも、同じです。
「パソコンの前に座っているときは、じっと黙って、固まっている」
そういう人は、成果がでにくいです。
やはり、ポイントは、「PCの前でも、リアルの世界でやるように、やること」です。
コンピュータというのは、所詮、リアルの世界にあるものを抽象化して表示するいるだけの存在です。
Windowsの「フォルダ」なら、リアルの「フォルダ」と同じような、中にモノを入れるための入れ物ですし。
Excelの「シート」なら、リアルの「方眼紙」と同じような、マス目の入った紙なわけです。
Windowsの操作が上達する人は、フォルダを操作するとき、中身をまさぐるように操作していますし。
Excelの操作が上達する人は、シートを操作するとき、方眼紙にぐちゃぐちゃと手書きで書き込みをするように操作します。
PCの前でも、リアルの世界でも、やることは同じ。
早くものごとを習得し、きっちり仕事を仕上げたかったら、「指さし確認すること」、「指示は復唱すること」です。